迷惑メール禁止 初の改善命令 総務省(22日)
東京の出会い系サイトの運営者が、サイトに誘導する迷惑メールを相手の承諾なしに大量に送りつけていたとして、総務省は、去年設けられた迷惑メール防止法の禁止規定を初めて適用し、この運営者に改善を命じました。改善を命じられたのは、出会い系サイト「GAT」を運営する東京・荒川区の49歳の男性です。総務省によりますと、この運営者は、去年12月から今月にかけて、自分の出会い系サイトに誘導する迷惑メールを、相手の承諾なしに少なくとも1500件送りつけていたということです。迷惑メールの相談を受け付けている団体などに苦情が相次いだため、総務省は、警告メールを送ったり、直接、話を聞いたりして、改善を求めていましたが、運営者は「相手の同意は得ている」などと主張して、その後も送信を続けていたということです。迷惑メールをめぐっては、去年改正された迷惑メール防止法で、相手の承諾なしに広告や宣伝のメールを送ることを禁止する規定が設けられましたが、今回この規定が初めて適用されました。総務省は、引き続き監視を続け、改善が見られない場合には警察への刑事告発も検討することにしています。
« 決め手は吸い殻のDNA 大阪タクシー強盗、容疑者浮上(22日) | トップページ | 千葉市の鶴岡啓一市長を収賄の疑いで逮捕 市役所や自宅、贈賄側の会社など家宅捜索(22日) »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 接触確認アプリ「COCOA」 感染拡大でウェブサイト利用者が増加(13日)NHK(2022.08.13)
- 「高性能なピストルで殺害する」明石・泉市長に再び殺害予告メール(13日)産経(2022.08.13)
- 送信メール11万2000件に 宮城県警サーバー不正中継被害(11日)共同(2022.08.11)
- 子どものオンラインゲーム「課金」トラブル増加 突然の高額請求、100万円超える例も(9日)共同(2022.08.09)
- 宮城など自治体ネットシステム 障害発生 ネット接続などできず(8日)NHK(2022.08.08)
« 決め手は吸い殻のDNA 大阪タクシー強盗、容疑者浮上(22日) | トップページ | 千葉市の鶴岡啓一市長を収賄の疑いで逮捕 市役所や自宅、贈賄側の会社など家宅捜索(22日) »
コメント