« 清水由貴子さん、父の墓前で硫化水素自殺(22日) | トップページ | 北海道・南富良野の母子殺傷 会社員を強盗殺人容疑逮捕(22日) »

2009年4月22日 (水)

「終わらせない」 井の頭公園切断遺体事件、23日時効(22日)

東京都三鷹市の井の頭公園で94年4月、近くに住む建築士川村誠一さん(当時35)の切断された遺体が見つかった事件は、23日で発覚から15年がたち、公訴時効を迎える。「犯人が許せない。事件はまだ終わっていない」と関係者は訴える。 川村さんの元上司の男性(70)は同月21日、JR高田馬場駅近くの飲食店で一緒に飲んだ。川村さんの行方がわからなくなる夜だ。この男性の設計事務所で働いていた川村さんは約2年前、別の設計会社に転職。「昇進したというので、お祝いをしようと元同僚たちが集まった。機嫌良くカラオケを歌っていたのに」と振り返る。 元上司は「本当にまじめで、間違っても恨みをかうような人ではなかった。平穏に生きていた人間をあんな無残なやり方で……。本当に無念だったろう」と憤る。「ついこの間だったような気がする。時効という壁を犯人がやすやすと乗り越えるのが絶対に許せない。真相も知りたい」と言う。

 事件翌年には、川村さんの父誠蔵さんが手記「心事の軌跡」を出版した。事件の日からの出来事や息子の思い出などをつづった。誠蔵さんは、元上司の男性に「事件を風化させたくないとの思いから書いた」と話していたという。誠蔵さんはその後、この世を去った。事件当時、警視庁捜査1課長だった金子和夫さん(68)は「恨みなどよほどの強い動機があっての犯行だろう。基礎捜査が完璧(かん・ぺき)でなかったのかもしれない。被害者とご遺族には申し訳なく、残念な気持ちだ」。同課係長として捜査を指揮した大峯泰広さん(61)は「700人くらいから話を聴いたが、動機を見つけ出せなかった。捜査の基本は尽くしたつもりだが、何かが抜けていたのだろう。時効を迎えるのは非常に残念だ」と話した。(杉崎慎弥)

Logo3 http://www.asahi.com/national/update/0421/TKY200904210156.html

 

« 清水由貴子さん、父の墓前で硫化水素自殺(22日) | トップページ | 北海道・南富良野の母子殺傷 会社員を強盗殺人容疑逮捕(22日) »

殺人事件・変死・傷害致死(死体遺棄 未遂含む)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/514231/44754152

この記事へのトラックバック一覧です: 「終わらせない」 井の頭公園切断遺体事件、23日時効(22日):

« 清水由貴子さん、父の墓前で硫化水素自殺(22日) | トップページ | 北海道・南富良野の母子殺傷 会社員を強盗殺人容疑逮捕(22日) »