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2009年4月28日 (火)

舞鶴少女殺害 「性犯罪」で悪質性明確に(28日)

京都地検が殺人に加えて強制わいせつ致死罪を適用したのは、有力な物証に乏しく、中勝美被告も否認を続ける中で、犯行の動機を明らかにするとともに、捜査当局として初めて「性犯罪」という事件の構図を示し、悪質性を明確にする狙いがあるとみられる。状況証拠の積み上げによる立証で裁判所が有罪認定した事例には、21日に最高裁が1、2審の死刑判決を支持して上告を棄却した和歌山毒物カレー事件がある。ただ、同事件の公判では膨大な状況証拠が提示される一方、証拠の組み立ての根幹には、現場のヒ素と被告宅で発見されたヒ素が「同一」という科学鑑定の結果が据えられていた。舞鶴事件について、捜査幹部はこうした根幹をなす証拠も「ない」としている。だからこそ、手に入り得る状況証拠を詳細に検討して積み重ねるとともに、犯行動機を明確にし、事件の流れを示す必要があった。 もっとも、状況証拠をパズルのようにすき間なく組み合わせる手法では、1ピースでもズレがあると証拠の信用性が崩れてしまう。弁護側も可能な限りの証拠開示を求め、徹底抗戦の構えを崩していない。裁判員制度の導入も間近に迫る中、公判で検察側は、第三者を納得させ得る「強固な客観性」を示すことができるのか。行方が注目される。(森川潤)http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/248110/

舞鶴少女殺害 立証可能性、意見分かれる

京都地検が起訴に踏み切ったことを受け、舞鶴高1女子殺害事件は今後、法廷での審理へと舞台を移す。有力な物証や自供が得られない中、立証可能性については専門家の間でも意見が分かれており、公判は高い関心を集めそうだ。「検察は十分な自信を持って起訴していると感じる」と話すのは、板倉宏・日本大学名誉教授(刑法)。地検が殺人に加え、強制わいせつ致死罪も適用した点に着目し「被告には過去にも女性に対する暴行事件があり、非常に強い状況証拠になる」と指摘する。立証面については「裁判官によっては無罪のリスクはある」としながら、「以前は自白がなければだめだという風潮があったが、最近では状況証拠のみでも事実認定できるという流れが定着している」。今後の公判について「有罪になればさらにその流れが強まるだろうし、一つのモデルケースとなる」とみている。一方、村井敏邦・龍谷大法科大学院教授(刑事法)は「証拠が希薄との印象を受ける。あまりに不明なものが多いので、見込み捜査との疑念がぬぐえない」と懸念をみせる。今回の事件の公判は、裁判員裁判の適用外となるが、村井教授は「仮に裁判員裁判での判断なら、有罪は難しいだろう」と指摘。「状況証拠の恐ろしさは、結びつけていけば『犯人に見える』こと。もとから危険な人物とみて捜査していたとすれば、不利な証拠が集められるという恐ろしい状況につながる。客観的に誰がみても犯人だという証拠が必要だ」と話した。

Banner_logo_051_5 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/248151/

 

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