☆日本政府、北ミサイル発射に備え厳戒=イージス艦配備、落下なら迎撃(4日)
政府は4日午前、北朝鮮による「人工衛星」名目での長距離弾道ミサイル発射に備え、厳戒態勢に入った。「衛星」は東北地方上空を通過する可能性が高いとされるが、日本の領土・領海に落下する場合は、ミサイル防衛(MD)システムにより初めて迎撃する方針。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦を日本海に展開するとともに、地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)の発射機を岩手、秋田両県や首都圏など5カ所に配備し、監視活動に当たる。発射を確認すれば、速やかに国民に発表する。北朝鮮の朝鮮中央通信は4日午前、人工衛星をまもなく打ち上げると発表。これについて、中曽根弘文外相は外務省に登庁時「残念な事態だ。(ミサイルが)発射されれば安保理決議違反であり、毅然(きぜん)とした対応を取る」と記者団に語った。また首相公邸で待機していた麻生太郎首相は昼過ぎ、官邸に移り、危機管理センター内で伊藤哲朗内閣危機管理監から報告を受けた。 政府は北朝鮮が打ち上げを強行すれば、ミサイル関連の活動停止を求めた2006年10月の国連安保理決議に明確に違反するとして、米国、韓国などと連携し、新たな決議採択を含めた厳しい対応を安保理に求め、国際社会での圧力強化に全力を挙げる。また、北朝鮮籍船舶の入港禁止や北朝鮮からの輸入全面禁止を柱とする独自の制裁措置に、輸出全面禁止などを追加する方針。一方、政府は、北朝鮮が準備しているのはミサイルで、06年7月に発射された「テポドン2号」の改良型の可能性が高いと判断。発射を確認し次第、伊藤管理監をトップとする対策室を首相官邸に設置するとともに、河村建夫官房長官、中曽根外相、浜田靖一防衛相による緊急会議を開催する。この後、首相も加わり各種情報を分析。河村長官が記者会見し、ミサイルの航跡や政府の対応を国民に向けて説明する。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090404-00000062-jij-pol
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