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2009年4月27日 (月)

東京カラス、再び増加 ワナ増やし対策本腰(27日)

Tky2009042501181 ワナを使った捕獲などでいったんは減った東京のカラスが、再び増え始めた。なかには人を襲うような気性の荒いものもいる。石原慎太郎知事肝いりの政策でもあり、都はワナを増やす方針だ。東京・代々木公園。カラスの繁殖期が始まり、あっちで「カァーカァー」、こっちで「カァーカァー」と鳴き声が絶えない。「つつかれそうになった」「威嚇された」といった相談が毎春寄せられる公園事務所は、「カラスに注意!」の表示をあちこちに張って注意を呼びかけている。都心で緑が多い代々木公園は都会派カラスたちのねぐら。対策拠点の一つになっており、縦3メートル、横4メートル、高さ3メートルの捕獲ワナ4基が設置されている。幼鳥が大きくなる秋ごろに多く捕獲され、08年度も444羽を捕まえた。

 東京でカラス対策が始まったのは01年度。85年度に7千羽だったカラスが3万6400羽まで増え、各地で苦情が相次いだ。石原知事の友人もカラスに襲われけがをした。都は、知事の号令のもと、専門チームを組織し、大型ワナによる捕獲、ごみ収集対策によるエサ断ちの2本柱で対策を進めた。その効果で、ワナでは年間1万2千~1万8千羽を捕獲。生息数も年々減り、06年度には1万6600羽まで半減していた。 しかし、07年度、捕獲数は1万羽弱に落ち込んだ。生息数も「V字」ターンして1万8200羽に増えた。08年度の生息数は集計中だが、07年度より増える見通しだ。 背景としては、02年度に120基あったワナが、老朽化で07年度には60基に半減したことに加え、ワナのエサがカラスの好きなマヨネーズからコスト削減で豚や牛の脂身に変わり、最近は小さくしたことなどが考えられている。設置場所を人目が少ない所に移すなど工夫をこらしてきた都だが、それも限界で、今年度、ワナを110基程度に増やす方針を決めた。

東京・銀座で定期的にカラス調査をしてきた日本野鳥の会東京支部幹事の川内博さんは、カラスが食べ物を確保していることが原因とみる。「ごみ夜間収集が始まった後は生息数が減ったが、繁華街や公園のごみ箱など、まだ生ごみ対策が十分といえない。エサを与える人もいる」  都市鳥研究会の唐沢孝一代表は「都市再生」で高層ビルが増え、見通しの悪い森林を好んでいたハシブトカラスが増えたことも原因とみる。一度は郊外に引っ越したカラスが戻ってきた可能性もあるという。「大量消費のライフスタイルの見直しを含め、長期的視点で対策を講じるべきではないか」と話す。(野村雅俊)

Logo3_2 http://www.asahi.com/national/update/0425/TKY200904250111_01.html

 

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