出し子の中国人容疑認める 山形県警
山形市の女性が警察を名乗る男から電話を受けた後、自宅まで来た男に銀行口座のキャッシュカードを渡し現金100万円あまりをだましとられた事件で、現金を引き出した窃盗の疑いで逮捕された中国人の男が容疑を認める供述を始めたことが分かりました。この事件は今月13日、山形市の77歳の女性が警察を名乗る男から犯罪に巻き込まれ偽造される恐れがあるという電話を受けた後、自宅を訪ねてきた男に銀行口座のキャッシュカードを渡し現金100万円あまりを引き出されたものです。この事件で、ATMから現金を引き出した窃盗の疑いで逮捕された中国国籍の林孝フェン容疑者(34)が警察の調べに対し「自分がやった。現金を引き出した」と容疑を認める供述を始めたということです。また、林容疑者の所持品から現金を引き出す時の変装に使ったとみられる帽子やマスクが見つかり押収されています。林容疑者は逮捕された時に現金10数万円しか持っておらずキャッシュカードも持っていなかったため警察は共犯者がいると見ていますがあいまいな供述を繰り返しているということです。
http://www.nhk.or.jp/yamagata/lnews/02.html<p> </p>
振り込め被害防止で新システム 島根県警
「振り込め詐欺」の被害を防ごうと防犯カメラが携帯電話の利用者を認識すると警告する新しいシステムが島根県内のATMコーナーに導入されました。島根県内のスーパーのATMコーナーに設置されたこのシステムは、防犯カメラが携帯電話を使っている利用者を認識すると自動的に振り込め詐欺への警告を呼びかけるものです。振り込め詐欺の被害を防ごうと地元の地方銀行と警備会社が連携して開発しました。これまでも携帯電話の電波を関知して警告音がなるシステムはありましたが、映像を認識して警告する防犯システムの導入は島根県では初めてだということです。設置した山陰合同銀行の担当者は「振り込め詐欺の撲滅のためにできることをしていきたい」と話しています。島根県警察本部によりますと、県内の振り込め詐欺の被害は今年に入って先月末までに8件、金額にしておよそ1250万円にのぼり去年に比べると件数、被害額とも減少傾向にありますが、今後、定額給付金をめぐる詐欺が発生する可能性があるとして警察で注意を呼びかけています。
http://www.nhk.or.jp/matsue/lnews/03.html
郵便の日で振り込め詐欺防止
エクスパックなど郵便のサービスを悪用した振り込め詐欺が増えていることから、警察や郵便事業会社の人たちなどがJR徳島駅前で注意を呼びかけるキャンペーンを行いました。このキャンペーンは20日の「郵便の日」に合わせて行われたもので、JR徳島駅前には、警察や郵便事業会社の社員、それにボランティアの人たちなどおよそ25人が集まりました。そして、「エクスパックで現金を送ることはできません」などと書かれたチラシや、振り込め詐欺でエクスパックなどが悪用された際の送り先の一覧表を書いたチラシが配られました。県警察本部によりますと、届け出のあった振り込め詐欺の被害のうち、エクスパックを悪用したものは県内では去年およそ1割だったのに対し、ことしは、19日まででおよそ3割と、増える傾向にあるということです。郵便事業会社徳島支店の堀江俊孝業務企画室総括課長補佐は「エクスパックでお金を送金することはできませんのでエクスパックを悪用した詐欺には注意してほしい」と話していました。また、警察本部生活安全企画課の牛田英樹係長は「ATMが警戒されるようになったためエクスパックを利用した被害が増えてきているので気を付けて欲しい」と話していました。

http://www.nhk.or.jp/tokushima/lnews/02.html