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2009年3月17日 (火)

☆「仁義なし」で冷戦?新顔のホームレス急増、古参イライラ(17日)

Yomiuri_koudoku1_5 東京都内で最もホームレスが多い上野公園(台東区)周辺で、「地域に迷惑をかけない」「困った時は助け合う」という路上生活の「ルール」を無視するホームレスが増えている。 景気の急激な落ち込みで、一時的に路上生活を余儀なくされている「新参者」が続々集まってくることが要因とみられ、古参組との摩擦やトラブルも広がっている。JR上野駅に近い「アメ横商店街」。深夜になると、シャッターが降りた店舗の前に、2~3メートルおきに段ボールが並び始める。ここで半年前から寝ているという男性(58)は2月19日、ビリビリという大きな音で目が覚めた。目の前にある喫茶店のごみ置き場で、見慣れない男がごみ袋を破き、食べ残しのパンを取り出していた。新顔のホームレス3人も同じようにごみ袋を破いて中身を持ち去っていく。路上には、袋から飛び出たごみが散らばったまま残された。男性は、ごみ袋の中から食べ物を探す時には、袋の口をきれいにほどき、中身を取り出した後は縛り直すというルールを、先輩ホームレスから教わった。それが商店街に迷惑をかけない最低限のマナーだ。だが、「最近の新顔はあいさつもしないので、ルールを教えられない」という。都の今年1月の調査では、上野公園周辺のホームレスは201人で昨年1月より約50人増えた。上野公園で週5、6回行われている炊き出しで、トラブル防止の監視役をしているボランティアの大橋節栄さん(72)も、変化を実感していた。炊き出しには今年に入って、700人近くが列を作る。例年の冬は400~500人程度。新顔が増えたためだが、感謝の言葉を口にせず、大橋さんが「ありがとうぐらい言ったら」と声をかけても、無言で立ち去る人が多いという。「炊き出しで余計にもらった分は、食べられなかった人に譲る」「酒に酔った時は炊き出しに並ばない」という昔からのルールも無視されがちだ。常連が寝ている場所に陣取ろうとした新顔に大橋さんが声をかけると、「公共の場所だろ」と反論されたこともある。新顔の人たちも戸惑いを見せている。派遣社員として働いていた千葉の自動車製造会社で仕事を続けられなくなり、2月に上野に来た男性(36)は「古参のホームレスは怖いというイメージ。近寄れない」。神奈川県の土木会社を辞めて1か月前から路上生活している男性(28)も「ルールがあるなんて知らなかった」と話した。ホームレスの現実を学校で伝える出張授業に取り組む支援団体代表の生田武志さん(44)によると、解雇などで突如、路上生活を送ることになった人は社会への復帰願望が強く、自分をホームレスと認めたがらない傾向があるという。生田さんは「路上生活は食べ物探し一つでも非常に難しく、情報交換できなければ孤立してしまう」とし、「会社でも新人が先輩を避けていたら、ルールがわからない。社会復帰するためにも、コミュニケーションを図りながら、その場のルールを学ぶことも必要では」と話している。(前村尚)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090317-OYT1T00706.htm

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