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2009年3月 3日 (火)

☆迷ったお年寄り、犬の散歩で見つけて!東京・練馬で計画(3日)

Yomiuri_koudoku1_2 愛犬家をネットワークで結び、その“目”を借りて徘徊高齢者を捜索する試みが来年度、東京都練馬区でスタートする。ペットブームで愛犬家は増加傾向にある。毎日欠かさない愛犬の散歩中に、ご近所で目配りしてもらおうという計画だ。「家に帰れなくなっちゃったの……」。昨年12月10日、練馬区中村の主婦渡辺喜久子さん(83)は、買い物に行こうと家を出たところで、キョロキョロと周りを見回している70歳代の女性に出くわした。「どうかされましたか」。声をかけると、女性は不安そうに打ち明けてきた。名前や住所を尋ねると、住まいは数百メートル先。近くまで一緒に行くと、「あっ、あれが私の家なんです」と家を指さし、ほっとした表情を浮かべた。練馬区南部5地区ではこの日、折しも徘徊高齢者を保護する模擬訓練が行われようとしていた。区職員が徘徊高齢者にふんして街をうろつき、5地区の住民で捜す訓練だった。渡辺さんの家にも、区から徘徊高齢者の特徴を記したファクスが届く予定だったが、その前に本当の迷子のお年寄りを見つけたのだった。同じ頃、区内の運動公園で、住民の女性が道に迷っていた高齢男性を発見。徘徊情報を意識しながら参加者が町に繰り出したことで、約2時間の間に、本物の徘徊高齢者が2人も見つかった。この成果は関係者を大いに驚かせた。徘徊高齢者捜しは、町会役員や民生委員だけではどうしても人手が足りない。 「もっと地域の目を増やせないか」。そんな思いから、同区民生委員の鈴木恭一郎さん(61)が考えついたのが愛犬家による捜索だった。「自分一人で四六時中、見回るわけにもいかない。愛犬家は決まった時間に散歩するし、互いに情報交換をするなど横のつながりもある」練馬区に相談したところ、区内で動物病院を開いている獣医師の名川一史さん(52)を通じて、愛犬家約100人の協力が得られることになった。徘徊している人はパジャマ姿だったり、服を裏側にして着るなどちぐはぐな格好をしていることが多い。相手が不安にならないよう目を見ながらゆっくりと「どうしましたか」などと声を掛け、事情を聞く必要がある。区はこうした要領をパンフレットにして近く愛犬家に配った上、徘徊高齢者の情報をファクスやメールで届ける仕組みをスタートさせる。犬を飼って7年になる区内の会社員藤岡新治さん(65)は「妻と娘と私が交代で、1日に朝昼晩の3回散歩している。ぜひ協力したい」と話す。警視庁練馬署によると、区内で保護される徘徊高齢者は年々増加しており、「最近では1日1人は保護しているような状況」という。同署では衣服に名札や連絡先を付けるよう家族に指導しているが、いまだ保護される高齢者のほとんどが、身元の分かる物を身に着けていないという。東京都老人総合研究所が1995年に65歳以上の高齢者4300人に行った調査では、0・16%に徘徊の症状があった。約13万人の高齢者が住む練馬区だと、200人程度の徘徊高齢者がいる計算になる。同研究所の本間昭研究部長は「地域のつながりが薄い都市部ならではの取り組みとして面白い。一定期間、継続して行うことが重要だろう」と話している。(安藤康子)(2009年3月2日18時27分  読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090302-OYT1T00748.htm

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