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2009年3月 1日 (日)

☆【衝撃事件の核心】ああ、悲しき泥棒稼業…黒装束の男が選んだ「意外なアジト」と「表の顔」(1日)

Banner_logo_051_4 会社員を装ってビジネスホテルに長期滞在し、夜は黒装束の“仕事着”に着替えて侵入盗を繰り返していたとされる無職男(38)が、窃盗容疑などで逮捕、起訴された。ホテルの従業員に差し入れをして「いい人」を演じる一方、犯行では目立った痕跡を残さぬ手際の良さ。そんなプロも最後は几帳面(きちょうめん)な性格があだとなった。出会い系サイトで知り合った女性との同棲、そして別れ、やめられぬ侵入盗…。悲しき泥棒稼業の顛末を追った。■捜査員の懐中電灯の光に「オバケかと思った」 1月某日午後8時すぎ。千葉県市原市のビジネスホテルから出てきた男を、物陰から千葉県警の捜査員たちが息を潜めて“監視”していた。男はTシャツにジャケットとスラックス、革靴を履いていた。 いつの間にか黒い服と運動靴姿になった男は、闇に紛れるように住宅地を徘徊(はいかい)。午前6時ごろ、再び元の服装に戻り、何食わぬ顔でホテルに戻った。「こいつがホシに違いないのだが…」捜査員らはそう確信して男の行動確認を続けたが、死角の多い住宅街で、なかなか決定的な犯行現場をおさえることができなかった。男は3日に1回ほどの割合で出かけることもあれば、1~2週間、出歩かないこともあったという。 市原市や木更津市、袖ケ浦市などで侵入盗の被害が続出し始めたのは、平成19年7月ごろからだ。「泥棒」の逮捕が専門の県警捜査3課と、市原署は捜査に乗り出し、周辺のパトロールを強化。やがて、被害者宅近くで自転車を乗り回す無職の石川敏男被告(38)が浮上した。自転車は盗難車であることが判明し、石川被告が出入りするホテルも突き止めたが、被害者宅の足跡と被告の靴は一致しなかった。「服装が途中で替わるのはおかしい。近くで着替えて侵入盗をしている可能性がある」捜査陣が周辺の調べを徹底したところ、「更衣室」となっていた元社員寮のボイラー室を突き止めた。そこには、犯行現場と同じ足跡の運動靴があり、きちんと畳まれた“仕事着”の黒いウインドブレーカーが置かれていたのだ。「ビンゴだ」 1月25日、石川被告はボイラー室で待ち構えていた捜査員に建造物侵入の現行犯で逮捕された。まさか自分が捜査対象になっていると知らず、いつものようにホテルへ戻る前に着替えようとボイラー室に入った瞬間、暗闇に潜んでいた捜査員に懐中電灯の光を向けられ、腰を抜かした 「オバケかと思った」 捜査関係者によれば、石川被告はそうこぼしたという。

■カネがなくなると“仕事”へ  「侵入された事実に気付かず、現金がなくなったことで夫婦げんかになった家もある」 捜査幹部がこう話すように、石川被告の犯行は実に手際が良かった。県警の調べによると、手口はこうだ。被告は財布の中の生活費がなくなると、長期滞在していた市原市のホテルを出て、徒歩や自転車で約1・5キロ離れた例のボイラー室に向かう。廃屋となりカギの掛かっていないボイラー室で、黒のウインドブレーカーの上下に着替え、2枚重ねにしたマスクと軍手を装着。懐中電灯やドライバーなど「七つ道具」が入った小型バッグを肩から斜めに掛け、夜の住宅街に繰り出した。狙ったのは、すべて1戸建て。無施錠の玄関や勝手口から忍び込んだり、風呂場の窓の格子を1本外して約20センチのすき間から身長160センチ超の身を滑り込ませ、室内の財布から現金を抜き取った。窓を割るなど目立った痕跡は残さなかった。「根っからの泥棒というしかない。1回見つかっても、逃げたその足で別の家に入っていた。普通なら怖くてできない」(捜査幹部)侵入盗の被害は、ホテルから北東に数キロ離れた住宅地の半径2キロの範囲内に集中しており、10メートルごとに被害が出ているエリアもある。県警の調べに石川被告は「昨年11月にボイラー室を偶然見つけた。雨風がしのげて、服や靴がぬれなくて都合が良かった」と供述しているという。それまでは、神社の縁の下に着替えを隠していた。周到な「着替え作戦」に捜査は翻弄(ほんろう)されたが、ある捜査幹部は「逆に犯行前に必ず着替える几帳面な性格が逮捕のカギとなった」と振り返る。被告はホテルの室内をきれいに整頓し、宿泊代の領収書もすべて保管していた。被告は2月4日、市原市内の男性警備員(66)方で現金約20万円を盗んだとして窃盗容疑で再逮捕され、25日に住居侵入罪と窃盗罪で起訴された。県警は、被告による被害は約200件、1500万円以上に上るとみて裏付けを進めている。

■パチンコで日銭稼ぐも… 県警によると、石川被告は埼玉県出身。中学を卒業後、地元で就職し、17歳で親元を離れた。運送会社や新聞配達店に勤めたが、どの仕事も長続きせず、数カ月から数年ごとに転職を繰り返した。30歳になってからは定職に就いていないという。平成15年、携帯電話の出会い系サイトで知り合った木更津市の女性のアパートに転がり込んだ。女性には「仕事をしている」とうそを付いた。月6万円の家賃を折半する約束になっていたため、朝、仕事に向かうふりをしてアパートを出てはパチンコで日銭を稼いでいた。だが収入が安定せず、1年後には侵入盗に手を染め始めたとみられている。19年11月、被告は「これ以上、彼女をだまし続けられない」と女性と別れた。「この世にいるつもりもないし、『どうでもいいや』という気持ちでホテルに行った。ちょっとしか滞在しないつもりが、ズルズルといってしまった」そう供述しているという被告。ただ、捜査関係者は、被告がそれほど深刻に人生に悩んでいなかったのではないかとみている。その後も、それまでと同じように窃盗で生計を立てていたからだ。捜査幹部はこう話す。「女性と別れたくなくて金もなければ、普通は借金するか真面目に働くもの。しかし、そんなことは一切なかった。泥棒をすれば簡単に金が手に入ったので味をしめたのだろう」■中華まんおごってくれる「いい客」 「まさか、あの人が泥棒だったとは…」 捜査関係者によると、石川被告が寝泊まりしていたビジネスホテルの従業員らは一様に驚いていたという。被告は偽名を使い、以前、自分が務めていた、さいたま市内の産廃業者の社員だと偽って宿泊していた。被告が泊まっていたのは、JR姉ケ崎駅から徒歩数分のビジネスホテルのシングルルーム。30日以上連泊する場合は特別割引が適用され、1泊の料金は5040円だった。被告は日中、部屋にこもりきりで出歩くことがなかった。「中に入るな」と毎日の部屋の清掃も拒んでおり、ホテル側は「不思議な客だ」と思っていた。ただ、一度も宿泊代の支払いは滞ったことがなく、1カ月分の約15万円をまとめて払うこともあった。 朝方、コンビニエンスストアで大量のケーキや中華まんを買い込んできては、従業員に「土産です」と言って差し入れるなど羽振りも良く、従業員は「いい人」と認識していたという。差し入れも元を正せば窃盗で得た金が原資の可能性が高い。被告にとっては、わずかばかりの“罪滅ぼし”だったのだろうか。被告はこうも話しているという。「いつ捕まるかドキドキしていた。カネを得るためには泥棒しかなかったhttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/227008/

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