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2009年3月6日

2009年3月 6日 (金)

連載小説警視庁薬物特命捜査官(44)

    警察官人生41年分の涙

080713_164028_m 鬼頭は久しぶりに帰った自宅だった。妻の絵美は好物の浦霞に魚の金目鯛の煮つけを用意して待っていた。きょうは長女の幸子も早く帰宅していた。家族揃っての夕食は何か月ぶりだろうか。
 テーブルに座った鬼頭に一通の郵便物が渡された。杉山からの挨拶状だった。
 「杉山さんからのお手紙ですが転勤なさったのかしら…」
 「しまった。彼は定年のはずだ…」
 封を切ったら、ありきたりの挨拶状に加えて一通の手紙が入っていた。
 
 鬼頭君、お世話になりました。この五月三十一日で無事、定年を迎えることが出来ました。四十一年間の警察官の仕事でした。お陰様で家族共々、なにひとつ欠けることなく人生を謳歌できたのは、皆様方のお陰と感謝しております。定年、最後の日、君に電話でもしようと思ったのですが、忙しいのにお邪魔してはと思い、ダイヤルを回せませんでした三十一日の深夜、六月一日の朝の午前零時に、多摩川警察署四丁目駐在所の建物に一人で敬礼しました。たった一人の終了式でした。その時、君の顔が浮かびました。そうしたら、色々な思い出が走馬燈のように頭を駆けめぐり…「あぁー、治安一筋の人生だった…」と思うと四十一年分の涙が流れました…
 
 鬼頭が目頭を押さえた。
 「どうしたの?」
 と絵美が言った。鬼頭は言葉での表現を失った。黙って手紙を渡した。絵美がしばらくして話し出した。声が潤んでいた。
 「あなたも、間もなくこのような時期を迎えるのですね…」
 「迷惑ばかりかけてしまった。〝警察馬鹿〟だったかも知れないが、でも…俺にとっては満足した人生だった。定年の日に離婚なんてないように頼みたいものだがね…」
 鬼頭の言葉に幸子が言った。
 「お父さん、その話はまだ早いでしょう。『十秒後に何があるか分からない世界だ』と言って来たのはお父さんでしょう」
 そして絵美がさらに続けた。
 「ホント。『十秒後に何があるか分からない』『俺を当てにするな』と言われ続けてうん十年か…」
 「でも、お母さんも結構、楽しんでいたんじゃないの」
 「そりぁ私だって警察官だったもの…幸子はどうだったの?」
 「警察官って頼られる時は良いのよ。でも、どっかで誰かが悪いことすると、全部が全部『警察官のくせに…』と言われるのが辛かったな…」
 鬼頭が口を挟んだ。
 「だから君は警察官になりたくなかったのか?」
 「そうよ。でもさ、良く、警察官一家ってあるじゃない。兄弟はもとより父親もお爺ちゃんも警察官だったっていう、あれ。凄いよね。うちは、お父さんが格好良くなかったもの…。何も教えてくれないしさ…帰ってこないしさ…」
 「お前はそんなこと言ってもな、言えば心配するだろうし…実際はテレビドラマのようにはいかないものなんだよ…」
 鬼頭は自分の娘に「格好良くない父親」と思われていたんだと分かると、なぜか、悲しかった。
 こんな会話が続き、鬼頭は久しぶりに深酔いした。
 

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☆文書偽造:容疑で山口県警幹部聴取 覚せい剤紛失警官自殺(6日)

Logo_mainichi1_3 山口県警監察官室は6日、虚偽公文書作成・同行使容疑に絡み、山口県警周南署幹部を事情聴取していることを明らかにした。同署の男性警部補が2月末、「押収した覚せい剤を紛失した」などとする遺書を残して焼身自殺しており、警部補が作成した押収品目録が虚偽記載された疑いがあるという。県警は、上司らが虚偽記載を認識していたかを含め、立件を視野に捜査を進めている。県警によると、自殺した警部補(当時42歳)は同署刑事2課で主に薬物捜査を担当。2月中旬、家宅捜索で覚せい剤とみられる結晶入りの小袋を複数押収した。現場で写真撮影し、署に持ち帰って押収品目録を作成する際、撮影した数より1袋少なくなっていることに気付き、2課長ら2人の上司に相談。再度現場を捜したが見つからず、警部補は一つ少ない数を目録に記載したとされる。上司は署長、副署長、県警本部に報告していなかったという。警部補は2月22日午前6時20分ごろ、山口市内の防波堤沿いの市道脇で焼身自殺した。自宅から見つかった数枚の遺書には、押収物の紛失や、発見した数とは違う数を目録に記したことを悔やむ記述があったという。周南署の太田賢二副署長は「捜査中の段階で、コメントできる状況にない」、監察官室は「事実関係を厳正に調査していく」とした。【藤沢美由紀】http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090306k0000e040062000c.html

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☆パチンコ攻略法「効果なし」、情報会社に全額返還命令(6日)

Yomiuri_koudoku1_3 パチンコ攻略法で成果が上がらなかったとして大阪府内の派遣社員男性(52)が、パチンコ情報を提供する「日本リサーチ攻略データバンク」(東京都)に支払った情報料計386万円の返還を求めた訴訟で、大阪地裁が「攻略法の効果はない」と認定し、同社に全額の返還を命じたことがわかった。4日の判決によると、男性はパチンコ雑誌で「スタッフが攻略法を実演後、大当たりまで指導する」とする同社の広告を見て、2007年11月、105万円を支払って大阪府内のパチンコ店で実演指導を受けたが、大当たりは出なかった。同社側はその後、「補充の攻略法がないと大当たりにならない」などと説明。男性は08年6月まで、6度にわたって20万~80万円払ったが、効果はなかった。同社は「パチンコは遊技。原告は利殖の手段と認識した過失がある」と主張したが、小川浩裁判官は「攻略法に効果はなく、広告も事実に反し、違法な勧誘」と退けた。同社については兵庫県西宮市の男性も同様の訴訟を起こし、神戸地裁尼崎支部が先月、男性の支払った情報料の全額約700万円の返還を命じている。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090306-OYT1T00640.htm

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☆神奈川県警で女が車内に立てこもり…急発進で職質に抵抗(6日)

Yomiuri_koudoku1_2  6日午後4時15分頃、横浜市中区海岸通の神奈川県警本部駐車場から、ワゴン車で出ようとした20歳代の女に、捜査員が職務質問しようとしたところ、女が数十分、車内に立てこもった。説得にも応じないため、捜査員が車の窓ガラスを割ったところ、女は車を急にバックさせるなどして抵抗。加賀町署は女を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。同署幹部によると、女は同本部で知人と面会した後で、車が指定暴力団稲川会系の関係者の所有だったため、職務質問しようとしたという。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090306-OYT1T00880.htm

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☆女性狙いひったくり80件? 無職男逮捕 警視庁(6日)

Banner_logo_051_7 バイクで追い抜きざまに女性からバッグをひったくったとして、警視庁捜査3課は窃盗の疑いで、東京都大田区中馬込、無職、石関聡被告(27)=窃盗罪などで起訴=を再逮捕し、同、同、米満茂徳被告(24)=同罪で起訴=を追送検した。同課によると、2人は「借金の返済や、遊ぶ金ほしさにやった」と容疑を認めている。同課によると、昨年夏から、世田谷、目黒、品川区などでバイクに乗った2人組が女性を狙うひったくり事件が多発し、被害者が目撃したバイクのナンバーなどから、2人が特定された。同課は2人がひったくり80件(400万円相当)に関与したとみて捜査している。同課の調べによると、2人は昨年12月25日午前9時20分ごろ、世田谷区奥沢の路上で、歩いていた大田区内の無職の女性(72)からバイクで追い抜く際、現金3万2000円などが入った手提げバッグを盗んだ疑いがもたれている。2人は同じ中学校出身。同様の手口で女性からバッグをひったくったとして、石関容疑者は1回、米満被告は2回逮捕、起訴されている。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/228809/

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☆愛知県庁などに白い粉郵送 名古屋市職員逮捕(6日)

Banner_logo_051_6 愛知県で昨年12月、県庁や名古屋市役所に白い粉末が入った封筒が送り付けられた事件で、愛知県警は6日、威力業務妨害の疑いで名古屋市守山区、同市職員、高橋均容疑者(40)=別の脅迫容疑で逮捕=を再逮捕した。県警の調べに対し、容疑を認めている。逮捕容疑は昨年12月、県庁と市役所、市内の16の区役所あてに、白い粉末を入れた封筒を郵送。危険物と誤認させて県庁などの業務を妨害した疑い。県警は2月、市役所に女性職員を中傷する文書とカッターナイフの刃を送り付けたとして、脅迫の疑いで高橋容疑者を逮捕。粉末の郵送についても調べていた。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/228918/

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☆「卒業証書渡さないとは何事か」 高校脅迫の男逮捕(6日)

Banner_logo_051_5 島根県の県立高校が「授業料滞納の生徒に卒業証書を渡さない」と保護者に通告したのを知り、高校に脅迫メールを送ったとして、島根県警安来署は6日、脅迫容疑で広島県呉市天応宮町、会社員、小西尊之容疑者(37)を逮捕した。逮捕容疑は、2月28日午後4時50分ごろ、自分のパソコンから島根県安来市の県立安来高に「卒業証書を渡さないとは何事か。ニュースを見て激しい憤りを感じた。教育長と校長をマスコミにさらけ出せ。さもないと殺すぞ」と書いた電子メールを送った疑い。同校によると、メール担当の教員が気づき、安来署に相談した。栂瀬久男校長は「あまりにも悪質」と話している。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/228901/

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☆「コルテオ」団員、麻薬密輸で逮捕(6日)

Banner_logo_051_3 関東信越厚生局麻薬取締部は6日までに、麻薬取締法違反(密輸入)の疑いで、東京・代々木で公演中のサーカス「コルテオ」に出演していた米国人オレグ・オウチャコフ容疑者(43)=東京都新宿区=を逮捕した。逮捕容疑は、1月13日、米国から船便で麻薬「2C-I」5錠を輸入した疑い。横浜税関が検査で発見した。コルテオを主催するフジテレビによると、オウチャコフ容疑者は1月27日に来日し、2月4日から男女2人で演技する「アクロデュエット」に出演していた。フジテレビはアクロデュエットの上演を当面、見合わせることを決めた。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/228897

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★自民 民主批判と献金返還へ(6日)

News_pic1 自民党内では、民主党の小沢代表の公設秘書が西松建設に絡む政治献金をめぐって逮捕された事件の捜査を、民主党が批判していることに反発が強まる一方、西松建設のOBが代表を務めていた政治団体からの献金を返還する動きが広がっています。今回の事件の捜査を民主党が批判していることについて、自民党の町村前官房長官は「鳩山幹事長が『国策捜査のような雰囲気だ』と述べたのは常識を欠いており、追及する必要がある」と述べ、細田幹事長らに対し、民主党に抗議するよう求めました。また、伊吹元財務大臣が「検察の行為に介入できると思っている人が政権を取れば、どうなってしまうのか。この一事をもってしても、民主党には政権担当能力はないと思う」と述べるなど、民主党への反発が強まっています。そして、自民党は、参議院予算委員会の審議などで民主党の捜査批判を取り上げ、法務省の見解などを聞くことにしています。一方、政府筋は、5日、記者団に対し、西松建設に絡む政治献金をめぐる事件について、自民党の議員は献金の額が少ないなどと指摘し、「容疑が及ぶことはないと思う」と述べました。政府関係者が、政治家が絡む事件の捜査の行方に言及するのは異例のことで、今後、批判を招くことも予想されます。こうしたなか、自民党・二階派は、西松建設のOBが代表を務めていた政治団体から、派閥のパーティー券代として受け取った838万円について「手続き的に瑕疵(かし)はないが、道義的な観点がある」として、全額を返還する方向で検討することになりました。また、みずからの資金管理団体が、それぞれ200万円を受け取っていた、山口総理大臣補佐官と加納国土交通副大臣も、返還するとしています。さらに、パーティー券代などを受け取っていた、ほかの自民党議員の間にも返還を検討する動きが広がっていますが、西松建設のOBが代表を務めていた2つの政治団体がすでに解散しているため、献金の取り扱いや具体的な返還方法などについて「党としての統一した見解を示すべきだ」という意見も出ています。http://www3.nhk.or.jp/news/t10014584151000.html

【ブロガーコメント】

Nisshou4 民主党の捜査機関批判は、今回が初めてではないのです。2002年に世田谷区で石井議員が刺殺された時も「捜査批判」をしています。その後も「警察不祥事情報」を党を挙げて募集したり…あってはならない「捜査機関への政治介入」が好きな政党のようです。法務大臣や国家公安委員長のポストを与えたら大変なことになりますよ。自民党の伊吹文明さんが国家公安委員長のとき、雑談で選挙時の捜査員の動きを言っただけで「捜査批判」と書かれたのです。恐らく、与党になったら、ドンドン関与してくるのではないでしょうか。危険です。

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☆中国産ドジョウ:基準値超す殺虫剤 輸入業者に検査命令(6日)

Logo_mainichi1_2 中国から輸入された食用ドジョウに食品衛生法の基準値の1.2~2.5倍の有機塩素系殺虫剤「エンドスルファン」が付着していたとして厚生労働省は5日、輸入業者に今後のサンプル検査を義務付ける検査命令を出した。基準値を上回る殺虫剤が付着していたのは08年12月と09年2月に荷揚げされたドジョウ計424トン。千葉県成田市の業者「BSB」などが輸入した。健康に影響を及ぼす濃度ではないという。ドジョウの製品管理では通常使われない薬剤のため、厚労省は業者に混入ルートの調査も指示した。【清水健二】http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090306k0000m040103000c.html

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☆日本テレビ:番組で「岐阜で裏金」偽証した役員、逮捕へ(6日)

Logo_mainichi1 日本テレビ系列で08年11月に放送された報道番組「真相報道バンキシャ!」が「岐阜県が裏金づくりを続けている」などの虚偽証言を報じた問題で、岐阜県警捜査2課などは5日、証言をした同県中津川市の元土木建設会社役員(58)=別の詐欺罪で起訴=を偽計業務妨害容疑で近く逮捕する方針を固めた。この番組は08年11月23日に放送され、モザイクで顔を隠した元役員が「架空工事を受注したように見せかけ、岐阜県庁の職員に200万円の裏金を振り込んだ」などと証言した。このため県は、報道直後から今年1月にかけ、県内11土木事務所で職員らを事情聴取するなど大がかりな調査をしたが、裏金の存在は確認できなかった。県は2月19日、元役員を県警に同容疑で告訴した。捜査幹部によると、多数の県職員が調査対象となるなど、県の本来業務に支障が生じており、虚偽証言が業務妨害に当たると判断したという。日本テレビは今月1日の同番組内で、証言は虚偽だったとして放送内容を訂正、全面的に謝罪した。5日には日本テレビの足立久男報道局長や系列局・中京テレビ(名古屋市)の伊藤真報道局長ら4人が、古田肇知事や県議会の玉田和浩議長を訪れ、直接謝罪した。元役員は今年1月、中津川市発注の工事を巡って元市職員と共謀、書類を改ざんして市から約80万円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕された。【山田尚弘】http://mainichi.jp/select/today/news/20090306k0000m040139000c.html

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☆「西松」献金、元秘書の要求発端…小沢代表参考人聴取へ(6日)

Yomiuri_koudoku1 小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、準大手ゼネコン「西松建設」(東京都)がダミーの政治団体を使うなどした一連の献金を始めたのは、逮捕された同会の会計責任者・大久保隆規容疑者(47)の前任者にあたる元秘書から、献金の要求を受けたことがきっかけだったことが、西松建設関係者の話で分かった。 東京地検特捜部も同様の事実を把握している。検察当局では、西松建設の献金の経緯などを解明するため、陸山会の代表者である小沢代表から、参考人として事情を聞く方針。 政治資金規正法は、政治団体の代表者が、会計責任者の「選任及び監督」に過失があった場合、50万円以下の罰金を科すと定めている。小沢代表は刑事責任を問われる立場にもあるため、特捜部は、大久保容疑者の供述状況を見ながら、聴取のタイミングを慎重に判断するとみられる。西松建設関係者などによると、西松建設が小沢代表側への献金の取り決めをしたのは1995年頃。当時、小沢代表側への献金については、同社の東北支店が担当していたが、小沢代表側の窓口は、小沢事務所でゼネコン業界などからの資金集めを取り仕切っていた元秘書が務めていた。元秘書は西松建設に対し、「他のゼネコンではこのくらいは献金している」などと、具体的な金額を示しながら、献金額の積み上げを要求。東北地方での公共工事の受注拡大を目指していた同支店は、小沢代表側の影響力に期待して、年間2500万円前後を献金する約束を交わした。献金には、同社が95年に設立したダミー団体の「新政治問題研究会」も利用することになった。元秘書はその後、一時期、衆院議員になるなどして、小沢事務所から離れたため、2000年以降は、大久保容疑者が元秘書の担っていた陸山会の会計責任者などの業務を引き継いだ。大久保容疑者は西松建設側と連絡をとりながら、「新政治」など二つのダミー団体や下請け業者などを迂回融資する方法で、陸山会や民主党岩手県第4区総支部など三つの政治団体に献金を分散させる仕組みを作り上げた。これまでの献金総額は約3億円にのぼる。元秘書は西松建設との取り決めについて、「記憶にない」としている。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090306-OYT1T00028.htm?from=top

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☆ミサイル発射なら北資産を凍結 日本政府(6日)

Banner_logo_051_2 政府は5日、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の改良型とみられる「人工衛星」を発射した場合、現行の制裁措置に加え、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)など北朝鮮関係団体の資産凍結や輸出制限措置を発動する方針を固めた。北朝鮮による核開発やミサイル関連部品の入手を防ぎ、資金源を断つのがねらいで、国連安全保障理事会にも制裁強化を提起する。また、第3国経由の不正輸出や海外送金に関しては、外為法などの罰則強化も検討する。(尾崎良樹)外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長と北朝鮮担当のボスワース米特別代表は5日の会談で北朝鮮が「人工衛星」の打ち上げと発表した場合でも、国連安全保障理事会決議違反に当たることを確認。斎木氏は制裁策として、北朝鮮関係団体の資産凍結など日本側の対応を説明したもようだ。資産凍結では、米国がマネーロンダリング(資金洗浄)に関与した疑いでマカオの北朝鮮の関連口座を凍結したことがあり、「日本でも朝鮮総連関係などの資産が凍結されれば効果は大きい」(政府関係者)とみられる。また、北朝鮮への輸出を原則禁止とし、アジア諸国を経由した迂回(うかい)輸出の監視も強化する。国連加盟国は2006年11月の安保理決議1718号に基づき、北朝鮮の核開発や大量破壊兵器、弾道ミサイル計画に関連する資産・口座を凍結できる。政府は凍結対象を広げ、「武器関連」とする新たな安保理決議採択を求めることも検討している。政府が北朝鮮の弾道ミサイル発射に合わせた制裁強化の方針を固めた背景には、「北朝鮮の弾道ミサイルの脅威を一番受けるのは日本」(外務省筋)という安全保障上の要請や、拉致問題が一向に進展しない現状がある。北朝鮮関連団体の資産凍結や輸出制限はすでに厳しい制裁措置を科してきた日本にとって「数少ないカード」(政府筋)だ。日本の毅然(きぜん)とした姿勢を国内外にアピールし、国際的な対北包囲網を再構築する狙いもある。「北朝鮮は国連の安保理決議違反だけでなく、日本を無視し、拉致問題に関する約束も守っていない。仮にミサイルを撃てば『行動対行動』だ」政府筋の一人は追加制裁の目的について、こう説明する。昨年8月の日朝公式実務者協議で合意した拉致被害者の再調査は実行されない一方で、米国が北朝鮮のテロ支援国家指定を解除してしまった現在、日本は独自の対応を迫られているという事情もある。オバマ新政権の対北朝鮮政策はまだ明確でないが、「米朝直接対話と6カ国協議の両輪で進める」(米政府関係者)とみられる。日本としては国際的にも非難される弾道ミサイル発射を機に制裁措置を強化することで、米国や韓国など関係国の対北政策をリードしたい思惑もある。政府内の一部には、今回の北朝鮮の弾道ミサイル発射準備について、「北朝鮮は、日本方面にミサイルを撃つというバカなことはしない」(外務省幹部)とたかをくくり、圧力強化に消極的な意見もある。しかし、北朝鮮が平成10年8月に発射した「テポドン」は三陸沖の太平洋に着弾。18年7月に「テポドン2号」など計7発を発射したときには日本海に着弾しており、弾道ミサイルの脅威を日本が強く受けていることは紛れもない事実だ。日本国内から、北朝鮮の核・ミサイル開発に転用可能な部品や装置などの不正輸出が継続的に行われてきた実態もあり、追加制裁の必要性は以前から指摘されてきた。制裁強化には拉致問題の進展を北朝鮮に迫る効果も期待できそうだ。http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090306/plc0903060120000-n2.htm

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☆二階氏側も聴取へ 規制法違反容疑、西松に838万パー券 東京地検特捜部(6日)

Banner_logo_051 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」が、準大手ゼネコン「西松建設」(東京)から事実上の企業献金を受けていた政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は5日、西松に多額のパーティー券を購入させていた自民党二階俊博経済産業相側の政治団体についても、規正法違反容疑で捜査する方針を固めたもようだ。捜査関係者によると、特捜部は二階氏側が小沢氏側に次ぐ金額だった点を重視。二階氏側の会計責任者らから事情聴取を行う方針とみられ、来週にも特捜部以外から応援を得て検事を増員するという。平成16~18年の間、西松に838万円にのぼるパーティー券を購入させていたのは、二階氏が代表を務める自民党二階派の政治団体「新しい波」。二階氏は同日行われた二階派の総会で、全額返還することを明らかにしている。政治資金収支報告書によると、15~18年、小沢氏以外の議員側に対して行われた献金やパーティー券購入の総額が500万円を超えるのは、二階氏側と自民党の尾身幸次元財務相の資金管理団体「幸政会」が700万円、自民党森喜朗元首相の同「春風会」が600万円。これに対して、小沢氏の陸山会が2100万円にのぼり、金額的にも突出していた。陸山会の会計責任者で小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(47)を逮捕した特捜部は、強制捜査に踏み切った理由の一つとして、小沢氏側への献金額が突出している点を挙げた。だが、検察関係者によると、特捜部では二階氏側は金額が小沢氏側に及ばないものの、他の自民党議員側より多く、「新政治問題研究会」(新政研)など2つの政治団体が西松のダミーで、パーティー券の購入は事実上西松だったことを認識していた疑いもあると判断したとみられる。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/228673/

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☆八百長相撲報道で名誉棄損、講談社側に1540万円賠償命令(6日)

Yomiuri_koudoku1_4 日本相撲協会の北の湖前理事長が現役時代に八百長をしていたと報じた「週刊現代」の記事で名誉を傷つけられたとして、前理事長と同協会が、発行元の講談社とノンフィクションライターの武田頼政氏らに計1億1000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決が5日、東京地裁であった。浜秀樹裁判長は「八百長相撲が真実とは認められず、記事は原告らの社会的評価を著しく低下させた」と述べ、計1540万円の支払いと記事の取り消し広告の掲載を命じた。問題となったのは、同誌2007年3月10日号。北の湖前理事長が横綱時代の1975年に春場所千秋楽で元大関貴ノ花(故二子山親方)と対戦した際、結びの一番で勝ち、その後の優勝決定戦で負けて、貴ノ花の初優勝が決まった二つの取組について、八百長相撲だったなどと報じた。記事を執筆した武田氏は、「貴ノ花の妻だった藤田憲子さんから八百長の存在を聞いた」などと主張したが、判決は「金銭授受の具体的な内容などが明らかではなく、武田氏の供述する藤田さんの発言は信用できない」と指摘。さらに、八百長と報じられた取組は「世紀の一番」と言われる名勝負で、記事の衝撃が大きいと予想されたのに、北の湖前理事長への取材を全く行っていないなど、「取材は不十分と言うほかない」と述べ、北の湖前理事長と相撲協会に対してそれぞれ770万円を支払うよう命じた。高額賠償が命じられたことについて、名誉棄損訴訟に詳しい元東京高裁部総括判事の鬼頭季郎弁護士は「前理事長の地位や八百長報道のダメージを重く見た判決で、金額は決して高すぎない。今回は報道のプロとして当然行うべき取材をしておらず、真実と認められなくても仕方ない」と話している。名誉棄損による高額賠償では、04年に、写真週刊誌の保険金疑惑報道を巡り、熊本市の医療法人理事長について1430万円、同法人分も合わせて1980万円の賠償を命ずる判決が確定したケースがある。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090305-OYT1T00703.htm

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☆薬物「キメ友」募集サイト 管理の女逮捕(6日)

Banner_logo_051_16 薬物譲渡などを目的とした出会い系サイトを運営し、薬物犯罪の助長を手助けしたとして、千葉県警薬物銃器対策課などは5日、麻薬特例法違反(あおり・唆し)の幇助容疑で、埼玉県志木市中宗岡、主婦、遠山礼子容疑者(34)を逮捕した。県警によると、違法薬物が関係するサイトの管理・運営者を同法違反の幇助容疑で摘発したのは全国で初めて。遠山容疑者は「広告料で生計を立てたいと思ったが、あおったという認識はない」と容疑を一部否認しているという。同課の調べによると、遠山容疑者は昨年3月ごろから、掲示板で薬物譲渡などが行われていると認識しながら出会い系サイト「♂SP♀・BBS」を運営した疑いが持たれている。この掲示板では、覚醒(かくせい)剤の隠語を使って「一緒に雪楽しんでくれる娘募集」などとの書き込みがあり、薬物使用や譲渡が目的の「キメ友」と呼ばれる異性が募集されていた。1日約1200件のアクセスがあったという。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/228540

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☆給付金で小さな村は大騒ぎ 青森・西目屋村ルポ(6日)

Banner_logo_051_14 長かった政治劇の末に、ようやく5日に始まった定額給付金の支給。全国に先駈け、手渡しで支給を行った青森県西目屋(にしめや)村では、朝から住民や報道陣で村役場周辺がごった返し、「村が始まって以来のにぎやかさ」(同村幹部)となった。人口1592人、世界遺産・白神山地の玄関口でもある同村の“給付金騒動”の1日を追った。(荒船清太)5日正午。時報と同時に、2時間以上前から並んで待っていたリンゴ農家の山下好恵さん(78)が、関和典(せきかずのり)村長(42)の手から「定額給付金第1号」を受け取った。給付額は夫婦で4万円。夫の名前が書かれた祝儀袋の中身を確かめた山下さんは、カメラに向かって満面の笑み。「こんな早くもらえて感謝、感激」と手を合わせて拝み、「ちょこちょこ大事に食べ物に使います」と話した。関村長は、「自治体に裁量が与えられる国の事業はあまりない」と報道陣に語り、「創意工夫をこらして全国一を達成できたことは、職員の大きな自信になる」と胸を張った。現金で給付したのは、消費につなげやすいという狙いと、村内に金融機関の支店がなく、ATM現金自動預払機)も1カ所しかない事情のためという。住民課長兼出納課長の三上幸雄さん(54)は、午前6時すぎから出勤して取材に備えた。報道陣は30人を超え、午前11時を過ぎると村民の列も長くなり、役場内は「経験したこともない熱気」(三上さん)に。午前11時半ごろ、総務省から待望の「定額給付金交付決定通知書」のファクスが到着。ところが、開始予定日の欄が「5日」ではなく、当初予定していた「9日」のままというハプニングもあった。受け取る側の村民は、4日までに対象の537世帯のうち約8割が申請を済ませ、関心の高さがうかがえた。ただし、反応は満面の笑みばかりではなく、農家の田沢せつさん(79)は祝儀袋を片手に、「うれしいけど、かなり前から待っていたから、いまさら全国一早いといわれても…」と、複雑な表情。家事手伝いの田沢きさ子さん(56)は「今月テレビでうちの村が放送されるまで、そもそも定額給付金があるのすら知らなかった」と、思いがけない“収入”に驚いた様子だった。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/228615/

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