« ★日本列島 本日の振り込め詐欺(6日)3件 | トップページ | ☆自民、刑罰に社会奉仕導入を検討 PT発足へ(6日) »

2009年2月 6日 (金)

☆「ブログ炎上」ネット上の悪弊に警鐘 虚偽の中傷も摘発(6日)

Msn_s1_3 インターネット上の「ブログ」に、閲覧者から批判的な意見や中傷が短期間に殺到する現象は“炎上”と呼ばれる。芸能人やスポーツ選手が標的となることが多く、ブログの閉鎖に追い込まれるケースも後を絶たない。警察当局は殺人や爆破予告といった直接的な危害が懸念される書き込みについて脅迫容疑などで積極的に摘発してきた。今回、摘発を虚偽の中傷による“炎上”にまで広げ、名誉棄損容疑で立件に乗り出すことで、匿名性を隠れみのにエスカレートするネット上の暴力を取り締まる。

被害相談ハイペース

 プロゴルファーの上田桃子さん(22)も“炎上”経験者の一人だ。平成19年10月のドキュメンタリー番組で、ほかのスポーツを批判するような発言が放映され、直後から上田さんのブログに中傷の書き込みが殺到、一時的に閉鎖せざるを得なくなった。産経新聞客員編集委員の花岡信昭さんは18年にネット上のコラムで、アイドルグループ「モーニング娘。」の「。」は日本語としておかしいのではないかと記述。人格攻撃も含め、非難の書き込みが2000件近くに達した。「匿名をいいことにネットでは相手の人格を100%否定する攻撃が一方的にされる怖さがよく分かった」と、花岡さんはいう。警察庁によると、ネット上の名誉棄損や中傷などで全国の警察本部に寄せられた19年中の被害相談は、8871件と過去最高を記録。15年(2619件)の3倍にまで増加した。昨年上半期も5482件に上り、19年の相談件数を上回るペースで推移している。名誉棄損容疑での摘発も19年中は79件と過去最高となっている。2009.2.5 22:50

韓国では悲劇次々

 整形手術、性転換、同性愛…。ネット先進国の韓国でも、女優やタレントを対象にした中傷がネット上に氾濫(はんらん)し、本人が次々に命を絶っている。昨年10月には、人気女優の崔真実(チェ・ジンシル)さん=当時(39)=がソウル市内の自宅で首をつって自殺した。崔さんをめぐっては「貸金業に手を出し、男性タレントに大金を貸した」とのうわさが拡大。崔さんは自殺直前、家族に「世間はひどすぎる。貸金業なんて関係ないのに、どうして私を苦しめるの」と言い残していた。韓国の警察当局は崔さんの自殺を機に、ネット上で虚偽の事実を流し、悪質な書き込みを行う常習犯の取り締まりを強化。告訴がなくても立件できる「サイバー侮辱罪」の成立に向けた動きも加速している。

ネット社会に警鐘

 「1人、2人が(中傷の)書き込みを始めると、『書いてもいいんだ。私も書いてすっきりしちゃおう』と便乗する人が出る。書き込みが増えると、『皆同じだ』と際限がなくなる。炎上させたことで『自分はすごいんだ』と満足する人間も出る」 インターネット協会の大久保貴世主幹研究員は、炎上の背景をこう話す。ネット問題に詳しい甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)は「今回のケースは『学校裏サイト』などで問題になっているいじめに近い」と指摘した上で、「ブログでは双方のコメントの応酬からエスカレートすることも多く、名誉棄損の線引きをどこでするか難しい問題だ」とした。産経デジタルの総合情報サイト「iza」には、「ネットは仮想世界ではなく、れっきとした現実社会。非常に公共性の高い場所であるということを認識すべきで、使う人のリテラシー(情報識別能力)やモラルにかかっている」との声が寄せられている。書き込む際の“表現”はどこまで許されるのか。捜査当局は今後、ネット上に氾濫する事実無根の安易な批判や中傷に対して厳しい姿勢で臨む方針で、今回の事件はネット社会に警鐘を鳴らしたといえる。http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090205/crm0902052258026-n1.htm

« ★日本列島 本日の振り込め詐欺(6日)3件 | トップページ | ☆自民、刑罰に社会奉仕導入を検討 PT発足へ(6日) »

ネット犯罪」カテゴリの記事

コメント

ご意見ありがとうございます。掲示板の表現の自由と匿名性。適用法律(プロバイダー責任制限法と国内法である刑法の名誉毀損と脅迫)の狭さ。それに捜査経済上の問題から、申告の全てを警察が捜査するわけにはいかないのが現状のようです。ハイテク犯罪捜査はハッカーなど重要事件を担当しているので頼りすぎてはいけないようです。但し「殺す」(脅迫行為)の書き込みは100%近い検挙率があるわけです。ネットは「利用しない」「気にしない」「書き込まない」が良いようですね。

投稿: 危ないデカ | 2009年2月 6日 (金) 午後 11時12分

■芸能人ブログを集中攻撃、「炎上」させる…18人立件へ-インターネット上の匿名はすぐばれる?!
こんにちは。ブログ炎上事件、今まで立件などされませんでしたが、今度は立件ですね。厳しい司法判断がでることを期待しています。しかし、これらの事件を起こす人たち、頭悪いですね。いくら匿名にしても、書き込みをすると、IPアドレスなどがログに残るので、そこから手繰っていけば、どこの誰だかすぐ判ってしまうのに。メールなんかも同じですよね、消去したとしても、ダンプファイルが残っているのでほとんどが復元できます。近いところでは、大分県の教育委員会の不正がありましたが、当人たちは、パソコンからすべて関係情報を消したつもりになっていたようですが、そのほとんどが復元されたはずです。だから、誰が本当は不合格なのか特定できたのです。こんなこと知らないで、気軽にやっていたんでしょうね。私なら怖くてとてもできません。頭が悪いだけでなく、さもしいです。こういう人は、完全に精神が病んでいると思います。きっと、同じことを繰り返し続けます。だから、サイトやマスコミなどで、これらの人の顔写真と、略歴などはっきり公表すべきだと思います。詳細は是非私のブログをご覧になってください。

投稿: yutakarlson | 2009年2月 6日 (金) 午前 10時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/514231/43967945

この記事へのトラックバック一覧です: ☆「ブログ炎上」ネット上の悪弊に警鐘 虚偽の中傷も摘発(6日):

« ★日本列島 本日の振り込め詐欺(6日)3件 | トップページ | ☆自民、刑罰に社会奉仕導入を検討 PT発足へ(6日) »