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2009年1月27日 (火)

☆児童買春 一般サイトきっかけの被害倍増 出会い系抜く(27日)

Logo3_4 携帯電話サイトなどへの書き込みをきっかけに少女が児童買春などの被害に遭った事件のうち、警視庁が昨年1年間に検挙した例を分析した結果、ゲームや交流サイトなど一般的なサイトへの書き込みから被害に巻き込まれる例が、前年07年から倍増したことが分かった。従来は大半を占めていた出会い系サイトからの被害は激減し、数で逆転していた。 少年育成課は「一般サイトであっても安易な個人情報の書き込みは犯罪に巻き込まれる恐れがある。中学校入学前の保護者説明会などで強く訴えていく」としている。 同庁が、昨年1年間に被害に遭った18歳未満の130人から聞き取り調査した。ゲームや自己紹介サイト「プロフ」、交流サイトなど一般サイトがきっかけになったのは82人おり、07年の38人の2倍強と急増した。大手ゲームサイトは友達や仲間探しなどのコーナーがあり、被害が増えているという。 一方、これまで児童買春の温床とされてきた出会い系サイトを利用して被害に巻き込まれた少女は48人で、07年の115人の約4割に激減した。出会い系サイトを巡っては昨年12月、改正された同サイト規制法が一部施行され、サイトの運営業者は届け出が義務付けられた。都内で届けた既存業者は286。さらに18歳未満の少年少女には利用させないことを業者に義務づけた。同課は、こうした規制強化の流れの中で、出会い系サイトへ書き込む少女が減り、児童買春を目的にした大人の男は、若者を装うなどして一般サイトへ書き込むようになったとみている。

■出会いは人気ゲームサイト

 「裸の写真を送らないと学校のホームページ(HP)に載せるぞ」。当時中学1年の女子生徒に携帯電話のカメラで撮影させた裸の画像をメール送信させたとして、昨年2月に児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)の疑いで逮捕された埼玉県内の30代の会社役員の男は、最後は脅迫メールを送りつけた。 2人が知り合ったのは、「会員数1千万人超」をうたう人気ゲームサイトだ。150種類を超えるゲームが無料で楽しめるほか、占いやケータイ小説、ニュースなどもあり、総合ポータルサイトとして若者の間に人気がある。 女子生徒は当初、サイト内の掲示板に「下着売ります」と小遣い欲しさで書き込んだ。すると、男は「中学生なら高く買う」と応じ、メールで氏名と学校名を聞き出し、中学生である「証拠」として生徒手帳の写真を写して送るよう要求した。「商談」は成立し、女子生徒にとって、これで「取引」は終わりのはずだった。 しかし、男は1万円札を床にばらまいた写真をメールで送り、「上半身裸の写真を送れば100万円あげる」と再び取引を持ちかけた。女子生徒がこれにも応じて写真を送ったところ、今度は全裸の写真を要求。初めて拒否したところ、「学校のHPに載せるぞ」と脅迫メールが届いた。女子生徒は怖くなり、警察署に被害届を提出。逮捕後の調べで、男は1万円札の写真はネットからダウンロードしたもので、金を払う気はなかったことを認めた。 また、当時中学2年の女子生徒とのわいせつ行為をビデオ撮影した上に現金2万円を脅し取ったとして、昨年8月に東京都内の40代の男が同法違反と恐喝の疑いで逮捕された事件では、中高生の少女に人気の交流サイトが舞台になった。サイトは可愛らしいキャラクターで彩られ、成人男性の利用を想定しているとは思えない。男は女子生徒とサイト内の掲示板で、音楽の話で意気投合した。その後、メールで女子生徒の氏名や年齢などを聞き出した。男であると気づかれたがメールのやりとりは続いた。何回目かのメールで突然、裸の写真を要求。女子生徒は「この人と会うことはないだろう」と思い、上半身裸の写真を送った。すると、今度は「会わないと写真をばらまく」と何度も脅され、千葉内のホテルに連れ込まれて被害にあった。 一般サイトで事件が急増していることを受け、警視庁は今年度、「ケータイ・インターネットと子ども達」と題した小冊子を改訂。「ゲームサイトやプロフィルサイトにも見知らぬ相手との情報のやりとりができる機能がある」との注意書きを加えた。

■安易な投稿、成人後も2次被害

 児童買春など少女が被害に巻き込まれる犯罪のきっかけが、出会い系サイトから、ゲームや交流などの一般的なサイトに広がっている実態が明らかになった。携帯電話やインターネットは、使い方を誤れば自らを傷つける「凶器」になりかねない。「デジタル機器から流出した個人情報や写真はネットの世界では半永久的に残る。成人後も2次被害に苦しむ例が増えている」。児童が被害者となる事件を担当する警視庁の捜査員は、こう指摘する。 警視庁が昨年、逮捕した男は、約25年前に撮影されたという当時11歳の少女の裸の動画を販売目的で所持していた。アナログ時代にはあり得なかったことだが、個人のパソコンでファイルとしてやりとりされれば、その痕跡を消すことは不可能だ。卑劣なのは、顔も見せずに少女を陥れる大人の男たちだ。ただ、少女たちには安易に書き込んだり、投稿したりした個人情報や画像が、成人になってからの自分を苦しめる危険があることを肝に銘じて欲しい。(小林誠一)http://www.asahi.com/national/update/0127/TKY200901270166_02.html

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