☆樹脂サッシメーカー5社が防火性能偽装(9日)
サッシメーカー5社が、戸建て住宅やマンションの窓に使う樹脂サッシの防耐火性に関する国土交通相の認定を受ける際、実際の製品より性能を高めた試験体(試験用のサンプル)を持ち込んで認定を取得していたことがわかった。建材メーカーの不正が相次いだ07年の国の調査にも「問題なし」と虚偽報告していた。国交省は計80件の製品認定を取り消す。国交省は「虚偽報告までするとは極めて悪質」とし、5社以外も07年に虚偽報告をしていなかったか調べ直す。 5社は、エクセルシャノン(東京都港区)▽三協立山アルミ(富山県高岡市)▽新日軽(東京都江東区)▽3社の合弁会社のPSJ(東京都中野区)▽H.R.D.SINGAPORE(シンガポール)。国交省と各社が8日、発表した。発表によると、不正があったのは、27種類の樹脂サッシについて各社が03年2月~08年7月に取得した計80件の認定。炎にさらされても20分間延焼を防ぐ性能が求められるが、13分程度しかないとみられるという。 約5500棟の建物の窓に使われ、北海道や東北の戸建て住宅が大半を占める。東京や大阪のマンション、ホテルなどにも使われている。エクセル社が約4100棟と大半で、三協約750棟、H.R.D.約530棟、新日軽約90棟、PSJ4棟。各社は無償改修する。 多くの製品は複数社が共同で開発していた。試験体は、主にエクセル社が製作。エクセル社はすべての不正にかかわっていたという。エクセル社では、不正受験はなかったものの実際の製品を仕様通りにつくっていなかったケースも4件(約500棟)あった。樹脂サッシは窓枠に樹脂を使い、大半の建物で使われているアルミサッシに比べて断熱性が高い。不正受験では、窓枠内の空洞に埋め込む火災の延焼防止材を、実際の製品よりも多く埋め込んでいた。 ◇ 各社・関係機関の相談窓口の電話番号は次の通り。 財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター=03・3556・5147(土、日、祝日を除く午前10時~正午、午後1時~同5時)エクセルシャノン=0120・005・211(フリーダイヤル、1月20日までは午前9時~午後6時、21日以降は土、日、祝日を除く午前9時~午後5時) 三協立山アルミ=0120・201・783(フリーダイヤル、2月28日までは月~土の午前9時~午後8時、3月以降は月~金の午前9時~午後5時。いずれも祝日を除く) 新日軽=0120・667・181(フリーダイヤル、2月28日までは月~土の午前9時~午後5時、3月以降は月~金の同じ時間帯。いずれも祝日を除く) http://www.asahi.com/national/update/0108/TKY200901080225.html
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