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2008年12月29日 (月)

☆ガザ空爆:死者287人に イスラエル軍、境界に地上部隊(29日)

Logo_mainichi1 【エルサレム前田英司】イスラエル軍は28日、パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの関連施設に対し、2日連続で大規模な空爆を続けた。ロイター通信によると、パレスチナ人の死20081229k0000m030069000p_size41 者は287人、負傷者は700人超に達した。同軍はガザとの境界付近に戦車数十両を含む地上部隊を集結。一方、イスラエル・メディアによると、ガザから同日、イスラエル領内にロケット弾や迫撃弾約40発が撃ち込まれた。イスラエル政府は28日に閣議を開き、予備役6500人の招集を了承した。オルメルト首相は「大きな痛みを伴う、長く難しい戦いになる」と説明。ガザ侵攻と地上戦が展開される可能性が出てきた。2日間で地区内の警察署、行政機関、ロケット弾関連施設など約230カ所が爆撃された。犠牲者は初日だけで230人以上に達し、女性や子供15人が含まれるという。自治区へのイスラエル軍の攻撃による1日の死者数としては過去最悪だ。軍は28日、ハマス系のテレビ局やモスク(イスラム礼拝所)のほか、ガザ地区からエジプト側へ通じる40カ所以上の越境トンネル付近を空爆した。これに対し、シリア亡命中のハマス指導者メシャール氏は中東の衛星テレビを通じて、「自爆攻撃による第3次インティファーダ(反イスラエル抵抗闘争)」の開始を支持者に呼びかけた。一方、国連安保理は28日、ガザ地区でのすべての軍事行動を即時停止するよう声明を発表した。http://mainichi.jp/select/today/news/20081229k0000m030056000c.html

ガザ空爆:ハマス幹部「醜い虐殺だ」病院にあふれる負傷者

Logo_mainichi1_2  【エルサレム前田英司】イスラエル軍は28日もパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの関連施設に対する空爆を続行、犠牲者数は拡大するばかりだ。今回の猛攻は、イスラエルによる厳しい境界封鎖にさらされてきたガザ住民に追い打ちとなっており、食料支援が滞るなどの人道危機の懸念も高まっている。ガザ在住の毎日新聞助手によると、ガザ市内は28日も断続的な爆撃にさらされ、大きな爆発音がとどろいた。民家の多くは爆風でガラスが割れるなどの被害を避けるため、窓を開放。停電を強いられる中で暖房器具を使えず、毛布で暖を取っている状況だ。市民の間には、終わりの見えないイスラエル軍攻撃への不安が広がっている。商店の大半がシャッターを閉めたままの一方で、開店中のパン屋の前には買いだめに走る人々が殺到した。多くが外出を避けて家の中に閉じこもり、「家族全員、死ぬのも生き残るのも一緒だ」(地元住民)と息を潜めているという。ガザ市内の病院には大量の負傷者が次々に運び込まれている。しかし、ガザ境界封鎖による物資不足の影響で、約100台ある救急車の半数は整備不良などに陥って動かず、薬の在庫も不十分なため、過去最大規模の惨事に対応できる状況でないという。支援団体からは人道危機の誘発を懸念する声が上がっている。イスラエル軍は境界での検問態勢を強化しており、外国報道機関のガザ入りも許可していない。ハマス最高幹部のハニヤ氏は27日、「パレスチナ人に対するこれほどまでに醜い虐殺は見たことがない」とイスラエル軍の攻撃を激しく非難し、自爆テロを含む報復を宣言した。イスラエル紙ハーレツによると、既に東エルサレムやヨルダン川西岸自治区でパレスチナ人による抗議デモが頻発。西岸の中心都市ラマラでは、数十人のパレスチナ人がイスラエル軍に投石し、軍がゴム弾などで応戦する事態に発展した。西岸の別の町ヘブロンでも同様の衝突が起きた。イスラエル警察は国内でガザ空爆に対する「報復テロ」の恐れがあるとして警戒を強化、緊迫した空気が漂っている。中島勇・中東調査会主席研究員の話 ロケット弾攻撃を受けていたイスラエルは、国民向けに力強いメッセージを発する必要があり、空爆に踏み切ったのだろう。ただし、イスラエルはハマスを壊滅するつもりはない。空爆の巻き添えで多数の市民が犠牲になっているのは悲惨だ。イスラエルの攻撃のやり方は疑問だが、問題はガザ地区を「支配」しているハマスの無策にもある。ハマスは政治担当能力がなく、何の戦略も目的も持っていないからだ。アラブ諸国はイスラエルを非難しているが、大半の国はハマスを助けようとは思っていない。ガザ地区の住民は経済封鎖などでこれ以上、苦しい生活には耐えられないだろう。事態打開のためにはハマス自体が変わり、国際社会との政治的対話の場につくことが先決だ。岡真理・京都大学准教授(アラブ文学)の話 ガザ地区のパレスチナ人からメールで情報が届いている。ある女性は10人の家族を失い、通学途中の子供も犠牲になった。ハマスのロケット弾攻撃に対する、拠点への限定的な攻撃だというのは口実だ。実際は、封鎖された地区の住宅密集地で非戦闘員への攻撃であり、虐殺といえる。パレスチナ人やアラブも、そう受け止めると思う。大規模な予備役招集は、自治区にイスラエル軍が侵攻した00年の第2次インティファーダの時と同じだ。服従しなければこうなるという、パレスチナ人への見せしめだ。http://mainichi.jp/select/today/news/20081229k0000m030070000c.html

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