☆ロシア原潜事故 死亡20人超(9日)
ロシア極東沖の日本海で試験航行をしていたロシア太平洋艦隊の原子力潜水艦が、8日夜、事故を起こし、乗組員20人以上が死亡したほか21人がけがをしました。太平洋艦隊によりますと、放射性物質の流出はないということです。事故が起きたのはロシア極東・ウラジオストクの北東、沿海地方
の沖合で、8日夜、ロシア太平洋艦隊の原子力潜水艦のアクラII級の「ネルパ」が試験航行を行っていた際に事故を起こしたということです。ロシア海軍がNHKに明らかにしたところによりますと、この事故で乗組員20人以上が死亡し、21人がけがをしました。潜水艦の原子炉には損傷はなく、放射性物質の流出はないとしています。また、事故の原因については、原潜の前方にある第1と第2区画と呼ばれる場所で、火災発生の際に使われる消火システムが誤って作動したことだと明らかにし、これに関連して「ネルパ」を建造した造船所の責任者は「乗組員は消火剤による中毒症状を起こしたと聞いている」と述べました。原潜は自力で航行し、9日夕方、ウラジオストク近郊の造船所に着きました。けがをした乗組員は、すでに別の船でウラジオストク周辺の病院に運ばれたということです。この原潜は旧ソビエト時代の1991年に建造が始まり、崩壊後の混乱で作業を中断したあと、おととし完成したもので、先月から軍人81人や技術者などあわせて208人が乗り組み、試験航行を続けていました。http://www3.nhk.or.jp/news/t10015263551000.html
日本政府 情報開示を申し入れ
ロシア極東沖の日本海で試験航行をしていたロシア太平洋艦隊の原子力潜水艦の事故について、日本政府は、被害の状況など詳しい情報を開示するよう外交ルートを通じてロシア側に申し入れました。今回の事故について、日本政府は「ロシア側から現段階では十分な情報は伝えられていない」としています。このため、9日午後、在京のロシア大使館など外交ルートを通じて、事故が発生した正確な地点や、事故発生の経緯、それに被害の状況などを開示するよう求めました。これに対して、ロシア側は「事故による放射性物質の流出はない」と回答してきたということです。政府は、今後もロシア側と緊密に情報交換を行い、事故の影響などを慎重に見極め、対応していきたいとしています。http://www3.nhk.or.jp/news/t10015264311000.html
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