☆和牛商法で社長ら6人、詐欺容疑で逮捕 ふるさと牧場(7日)
和牛のオーナーになり飼育を委託すれば高配当が得られるとうたう「和牛商法」で多額の現金をだまし取ったとして、警視庁は7日、東京都港区芝浦2丁目の「有限会社ふるさと牧場」の社長相田勇次容疑者(78)と幹部ら計6人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。1人を除き、相田容疑者らは容疑をおおむね認めている。 生活経済課と三田署などによると、相田容疑者らは資金調達の見込みがないのに、和牛飼育を委託すれば年7.4%の配当が受けられるなどと偽った内容のパンフレットを送り、03年9月~07年10月、東京都板橋区の無職女性(46)や神戸市の自営業女性(50)ら8人から53回にわたり、計約1億9823万円をだまし取った疑いがある。 同課は、相田容疑者らが全国の約1万4千人から計約387億円をだまし取ったとみている。同社の口座残高は昨年12月現在で約47万円。相田容疑者は「金集めが目的だった。牛のことは何も知らない」と供述しているという。同社元幹部は「実質経営者は別におり、相田社長は集めた金を渡していた」と証言している。同社は95年に「ふるさと共済牧場」として福島県葛尾村で設立された。97年に港区に移転し、00年に現在の社名になった。同村の牧場主と契約していたが、02年3月に解消して牛が全くいなくなって以降も金集めを続けていた。 警視庁は同社が事実上破綻(はたん)した昨年12月、相田容疑者宅など関係先計8カ所を出資法違反容疑で家宅捜索。農林水産省も同月、「特定商品等の預託等取引契約に関する法律」(預託法)に基づき、同社に1年間の業務停止命令を出していた。 同社元幹部は「社員は全員内情を知っており、オーナーをだました」とも話していた。 http://www.asahi.com/national/update/1107/TKY200811070039.html
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