オレオレ詐欺 30%で再被害 警視庁
先月、東京で届け出があった、いわゆる「オレオレ詐欺」の被害者のおよそ30パーセントは、いったん現金を振り込んだあと、再び犯行グループに要求され、繰り返し現金をだまし取られていたことが警視庁の調べでわかりました。先月、東京で届け出があった振り込め詐欺の被害はおよそ3億9000万円で、いわゆるオレオレ詐欺が75パーセントを占めています。警視庁が被害の状況を詳しく分析した結果、オレオレ詐欺の被害者のおよそ30パーセントは、最初の電話でいったん現金を振り込んだあと、再び犯行グループから要求され、繰り返し現金をだまし取られていたことがわかりました。このうち、先月15日、東京・羽村市で66歳の女性が息子を装った男からの電話で現金をだまし取られた事件では、翌日以降も「お金が足りない」などという電話が相次ぎ、女性は6回にわたってあわせて950万円を振り込んだということです。また、被害者の半数は、その日のうちにはだまされたことに気がつかず、なかには1か月近くたって初めてだまされたことに気がついた人もいたということです。警視庁は、犯行グループが被害者の不安をあおって冷静な判断ができない状況に追い込んでいるとみて、振り込みを要求する電話があった場合は必ず周囲の人に相談するよう注意を呼びかけています。http://www3.nhk.or.jp/news/k10015267511000.html
振り込め詐欺で男ら逮捕、暴力団事務所捜索<11/10 17:19> 
警視庁は、息子のふりをして女性(63)から現金をだまし取った疑いで男2人を逮捕し、男が所属する山口組系暴力団の事務所を10日に捜索した。 家宅捜索を受けたのは、神戸市にある山口組系暴力団「健国会」の事務所。警視庁は、福島県に住む女性に息子のふりをして電話をかけ、現金274万円を振り込ませたとして、健国会の幹部・大川晃司容疑者(24)ら2人を詐欺の疑いで逮捕した。 調べによると、大川容疑者らは女性に対し、「携帯電話を入れたカバンを落とした」などと言いながら、ニセの番号を教えた上で、翌日、再び電話をかけて「会社の株券の保証金を穴埋めしないとクビになる」などと女性を説得していた。大川容疑者は容疑を否認しているが、警視庁は、振り込め詐欺グループのリーダーとみて、全容解明を進めている。 http://www.news24.jp/122776.html
振り込め詐欺グループ逮捕
横浜市の事務所から香川県の63歳の女性に息子を装ったうその電話をかけ、およそ70万円を振り込ませてだまし取ったとして10日、振り込め詐欺グループの男4人が逮捕されました。警察は男らがこの事務所を拠点に振り込め詐欺をくり返していたとみて調べています。
逮捕されたのは横浜市神奈川区反町の大曽根健夫容疑者(27)ら、振り込め詐欺グループの20代の男4人です。警察によりますと大曽根容疑者らは、ことし8月、香川県高松市の63歳の女性に息子を装って「会社の慰安旅行の費用として集めた金をなくし180万円が必要だ」などとうその電話をかけ、およそ70万円を振り込ませてだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。電話は横浜市中区のビルの事務所から携帯電話でかけられていたとみられ、警察は、きょう夕方、事務所を捜索して携帯電話やパソコンなどを押収しました。
男らが指定した口座には、大阪や福岡などに住む別の4人からも、あわせて630万円が振り込まれていて、警察は大曽根容疑者らが、横浜市の事務所を拠点に振り込め詐欺をくり返していたとみて余罪を調べています。逮捕された4人のうち1人は容疑を認めていますが、大曽根容疑者など3人は否認しているとい
“ 振り込め詐欺捜査強化を”和歌山県警
県内に14ある警察署の署長らが集まった警察署長会議が10日、和歌山市で開かれ、永松健次本部長が大きな社会問題になっている振り込め詐欺の捜査と被害防止の取り組みをさらに強めるよう訓示しました。和歌山市の和歌山西警察署で開かれた警察署長会議には、県内に14ある警察署の署長や県警察本部の幹部など約70人が出席しました。議では、永松健次本部長が「大きな社会問題になっている振り込め詐欺は件数・被害額ともに去年を上回っており、引き続き捜査と被害防止に向けた強力な取り組みが求められている」と訓示しました。のうえで▼事件に強い警察をつくることや▼有事に素早く対応する力強い警察を目指すことなどを指示しました。内の各警察署では、引き続き振り込め詐欺の取り締まりなどに力を入れるとともに、年末に向けて街頭犯罪や交通事故などへの警戒を強め、事件・事故の防止に努めることにしていますうことです。http://www.nhk.or.jp/yokohama/lnews/01.html