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2008年10月 3日 (金)

☆公判記録【大相撲八百長訴訟(2)】「講談社からお金は?」「一銭ももらってない」(3日)

Banner_logo_051_7  《「70~80万円で負けるよう依頼」「全体の取り組みの75~80%が八百長」「真剣勝負しかしないのは若乃花貴乃花大乃国だけ」。講談社側の証人として出廷した元小結の板井圭介氏が、次々と“爆弾証言”を放つ。板井氏は引き続き、相撲協会側が提訴したことで事実上八百長にお墨付きを与えてしまったと主張。協会側の対応を批判した》

 講談社側の代理人「(提訴は)許せないと」 

板井氏「というより、やっちゃいけない。『これからも八百長やっていいよ』と言っているようなものですよ。考えられません」

 講談社側の代理人「今後の相撲界を考えて、と」

 板井氏「そうですね」

 講談社側の代理人「証人にになることで有名になりたいとの見方もありますが」

 板井氏「テレビも勘弁してほしいくらい。(有名になるのは)いやです」

 《ここで講談社側の代理人は板井氏の側に寄り、八百長疑惑を報じる過去の週刊誌記事などを集めたファイルを提示した》

 講談社側の代理人「何をご存じですか」

 板井氏「うちの親方らが『週刊ポスト』に八百長疑惑を連載していました。というより、北の湖叩きをやっていました。現役時代の北の湖は男気があってあこがれ、『この部屋に入ればよかった』と思いましたが…」

 《ここで相撲協会側の代理人が反対尋問を始めた》

相撲協会側の代理人「大鳴戸部屋にスカウトされ、年寄株を将来に、との話は?」

 板井氏「ありました。『幕内に行けば責任を持って譲るから』と」

 相撲協会側の代理人「現在の仕事は?」

 板井氏「ガラス工

 相撲協会側の代理人「他に収入源は?」

 板井氏「まったくありません」

 《相撲協会側の代理人は、板井氏に解雇決定を下した当時の相撲協会理事会議事録のファイルを見せた。板井氏は私憤で八百長疑惑を主張していると指摘したいようだ》

 相撲協会側の代理人「(当時の決定では、板井氏は)力士の職責を果たしてないので不適当と」

 板井氏「初めて見ました。(当時)口では聞きました」

 相撲協会側の代理人「理事会の日にどこにいましたか」

 板井氏「親方になれると思い、紋付き袴を着て待機していました」

 相撲協会側の代理人「自分は親方襲名のつもりだったのにクビと。突然聞いて、どう思いましたか」

 板井氏「正直、頭に来たですよ」

 《相撲協会側の代理人は、大鳴戸部屋の記事を板井氏に見せて内容を確認した》

 相撲協会側の代理人「大鳴戸親方は、『関取になれるときは注射(八百長)』と。『私が三役になったら年寄株をやる』と」

 板井氏「幕内に上がったら、と」

 相撲協会側の代理人「入門した時に注射の話はなかったでしょう」

 板井氏「覚えていません。このときは親方のイメージを悪くするように協力したと思います」

 相撲協会側の代理人「平成12年の2月2日に日本外国特派員協会で話をし、『週刊現代』でも話をしています。あなたから話をしたのですか。週刊現代から来たのですか」

 板井氏「自分からだと思います。僕らからすれば、(八百長は)いまさらという話。感覚が麻痺(まひ)しています」

 相撲協会側の代理人「なぜ連絡を取ったのですか」

「当時は八百長も大分減っていました。『いま話しても問題にならない』と思って」

 相撲協会側の代理人「週刊現代の知り合いの記者に言いましたか」

 板井氏「言う前に取材に来ましたが、八百長の話はしていません」

 相撲協会側の代理人「特派員協会の会見は誰から?」

 板井氏「私から。いきなり記者クラブに行きたかった。(週刊現代の報道と)同時に男らしくやりたいと」

 《週刊誌上のだけでなく、多くのメディアを通じた告発をしたかった、との説明とみられる》

 相撲協会側の代理人「具体的な根拠は示していませんね」

 板井氏「はい。(証拠の録音)テープを持っていましたが、あの場で流したら大変。八百長が無くなればよいので、擁護しました。ことが大きくなり過ぎるのも嫌です」

 相撲協会側の代理人「『スポーツ報知』では(板井氏は)『過去のデータを見れば分かる』と話したと」

 板井氏「これは初めて見ました。多分言ってません」

 《相撲協会側の代理人は、新聞記事をめくりながら板井氏の証言の曖昧さを追及する》

 相撲協会側の代理人「(出島は)『多分今日勝ちます』との話は事実ですか」

 板井氏「間違えて言ったと思います。対戦の日付を(板井氏が誤解して)間違え、訂正したと思います。だって、出島は(八百長を)やりませんもん」

 相撲協会側の代理人「なざ分かるのですか」

 板井氏「(当時は)僕に協力してくれる人もいました。『分かるから分かる』としか言えません」

 相撲協会側の代理人「事前情報があるのに間違えるのですか」

 板井氏「わかります。裏でいっぱい話してます」

 相撲協会側の代理人「平成18年九州場所、19年初場所が問題だと。『週刊現代』は『(九州場所では)朝青龍真剣勝負は4番だけだ』と。あなたも同意見ですか」

板井氏「全試合を観ているわけでもないし、何とも言えません」

 相撲協会側の代理人「事実としては」

 板井氏「分かりません。事実は分かりません。自分がいないので」

 相撲協会側の代理人「講談社からお金をもらいましたか」

 板井氏「一銭ももらっていません」

 《相撲協会側の代理人は、八百長試合の物的証拠がない点を追及する》

 相撲協会側の代理人「安馬関の八百長はいつ約束したのですか」

 板井氏「知りませんよ」

 相撲協会側の代理人「(先ほどの話では)付け人がすると」

 板井氏「僕らの時はそうでした。今は分かりません」

 相撲協会側の代理人「金額は。いつどう支払われたのですか」

 板井氏「知りません」

 相撲協会側の代理人「不自然とは言えると」

 板井氏「はい」

 相撲協会側の代理人「主観だが、カネや貸し借りの約束や決裁は知らないでしょう。重要な要素は何も分かっていないのでは」

 板井氏「そういう意味では知りませんね」

 相撲協会側の代理人「北の湖の『(提訴)すべきでない』との説明を」

 板井氏「今の力士に、八百長をやってもよいと受け止める力士がいる気がします。悪影響を及ぼします」

 相撲協会側の代理人「なぜそうなるのですか」

 板井氏「だって、八百長を取り締まるのが相撲協会の親方なのに、そう思いません?」

 相撲協会側の代理人「間違いだと裁判を起こすのは当然では?」

 板井氏「意味が理解できません。(八百長は周知の事実との前提で)北の湖は八百長はないと思っているんですか」

 相撲協会の代理人「(証拠は)ないでしょう」

 板井氏「はい」

《双方のやりとりはかみ合わない。この後、講談社側の代理人から補足の質問があり、最後に裁判官が板井氏に尋ねた》

 裁判官「星の貸し借りは覚えていませんか」

 板井氏「新聞(の星取表)で、『これが八百長だ』といたずらにつけていたのが『週刊現代』で出ました」

 裁判官「それを見返して(勝ち星、負け星のやりとりを)把握していたのですか」

 板井氏「そこまで深くは…。当時は八百長の力士が対戦すると、ほとんど八百長なんですよ」

 裁判官「あなたの考えでは、残りの5番で決まるのですか」

 板井氏「はい」

 裁判官「15勝0敗は」

 板井氏「ガチンコで4連敗していたら勝てません」

     =(3)に続く

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081003/crm0810031445020-n5.htm

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