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2008年10月19日 (日)

★振り込め詐欺、主犯格摘発はわずか1割 分業化や携帯履歴が壁(19日)

Banner_logo_051 全国の警察が昨年摘発した振り込め詐欺グループのうち、主犯格まで逮捕できたのが約1割にとどまっていることが、警察庁の調べで分かった。主犯格が逮捕されないため、犯行グループが“再生”し、新たな被害が生まれているという。警察庁はトップまで迫れるよう突き上げ捜査を徹底するため、携帯電話の通話履歴の保存期間延長などを携帯各社に要請しているが、実現していない。関係者は「システム開発費の問題が壁となっている」と指摘している。警察庁によると、全国の警察が昨年摘発した振り込め詐欺グループは約170。逮捕者のほとんどは電話をかける「だまし役」や銀行口座から現金を出す「引き出し役」など末端の実行犯で、主犯格の逮捕に至ったのは約1割の約20グループにすぎなかった。グループのリーダーはノウハウと資金があり、簡単に犯行グループを再生できるという。警察庁幹部は「現状ではグループの拡大、再生産を食い止めるところまで至っていない」と頭を抱える。主犯格の逮捕では、詐欺グループの全容解明につながるケースが多い。「キング」と呼ばれていた戸田雅樹被告(30)=組織犯罪処罰法違反罪で公判中=をリーダーとする事件もその一つだ。警視庁は今年1月から、戸田被告の配下を次々摘発した。戸田被告は自身を頂点に「店長」と呼ばれるまとめ役や、その下の実行部隊「だまし役」を配置、40人の組織を形成していた。

警視庁が10日に詐欺容疑で逮捕した振り込めグループの「引き出し役」、中河洋明容疑者(27)は、リーダーの山根正人容疑者(25)を「振り込めさん」と呼んでいた。頻繁に現金を手渡していたにもかかわらず、名前を知らなかった可能性が高いという。「末端を逮捕しても名前を知らないのであれば突き上げ捜査が難しい。犯行の組織化、分業化を示す典型的な例だ」と警視庁幹部は指摘する。さらに、捜査を阻む原因として警察関係者が異口同音に指摘するのが、携帯電話の通話履歴保存期間の壁だ。携帯を押収しても3カ月の保存期間が過ぎていれば、通話履歴が消えて犯行の裏付けがとれない。こうしたケースが頻発しているという。警察庁は携帯各社に保存期間を半年に延長するよう要請しているが、「システム開発には国内5社で240億円の投資が必要」などと難色を示している。 増える「非ATM型」 振り込めの新しい形態として、現金を郵送させたり自宅を訪問したりするATM現金自動預払機)を使わない手口が増えている。警察官立ち寄りなど対策が進むATMを避けるためとみられる。

 警察庁によると、8月の振り込め詐欺被害のうち、被害金がATMから振り込まれた件数は780件で、7月の1304件と比べ40%減少した。これに対し増えているのが、「非ATM型」ともいえるATMを経由しない犯行。警視庁が先月、融資の審査費名目で現金をだまし取っていたとして逮捕したグループは、被害者に定形小包郵便「エクスパック」を使って現金を送るよう指示し、約1億円を詐取していたとみられている。エクスパックは専用の封筒を用いた小包で、全国一律500円の送料でポストに投函できる。本来は現金を送れないが、現金が入っていても中身を確認する方法はない。今年8月末までのエクスパックを利用した被害は1093件に達し、昨年1年間の1203件に迫っている。「訪問型」では、警察官らを装って自宅を訪れ、「あなたの口座は犯罪に使われていて、凍結が必要」と、通帳やキャッシュカードをだまし取る手口が報告されている。東京都北区では、先月中旬から「会社の金を使い込んだ。すぐ手渡しでほしい」と電話が入った後、バイク便業者を直接被害者宅に派遣して金を渡させる詐欺が相次いでいる。訪問型による今年8月末までの被害は、前年同期比1.6倍の222件となっている。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/188033/

 【ブロガーコメント】

Nisshou4 振り込め詐欺と言ってもいろいろあるので、この原稿だと、たぶんオレオレ詐欺だと思う。だとすれば、突き上げ捜査が困難なのは、投資詐欺やヤミ金の商工ファンドや五菱会事件と捜査手法が違うんです。違わせないとダメなんです。なぜなら、五菱会事件の場合は、端緒があってからデータの蓄積、その分析、組織の実態把握などチャートづくりをしっかり固めてから一網打尽にした。ところがオレオレ詐欺というのは、未遂から捕まえていかないと被害が拡大するんです。次に投資詐欺やヤミ金のように被害者との関係において継続性が必要なための帳簿類がいらない。極端な話し、町内会名簿や同級会の名簿と携帯、口座さえあれば一人でもできるんです。ヤミ職安で知り合った者同士でも可能なんです。ワンクリック詐欺になると別ですよ。ヤミ金やワンクリックの連中と話しをするとワイワイどなり散らしていますよ。ところがオレオレと話すと実に静かです。この辺の違いなんです。それに携帯電話の件は、捜査を中心に考えるから難しくなるんです。防犯、犯罪抑止から考えれば簡単なんです。ヤミ金や投資詐欺は捜査。オレオレ詐欺は抑止。簡単なのは、携帯のヤミ販売を無くすること。捜査機関から「090-58××…」の電話の所有者紹介があった場合は、直ちに所有者の回答を出せばいいんです。原則でいうなら携帯の販売は本人確認法に基づき、しかも契約は約款に従うことが基本ですよね。だったら、犯罪の疑い、あるいは現実に起きている「振り込め先指定」の場合に所有者照会ができれば良いんです。 それと転送電話、電話代行屋、これがガンですね。あとは書けません。????。格言「振り込み先の銀行口座を指定したら既遂と思え」。隠れたヒント「銀行とゆう貯の違い」に「宝物」が隠されている。

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