☆厚労省ポスター“横流し” オークション出品 職員の小遣い稼ぎ?(15日)
厚生労働省や関係機関のみに配布された「労働保険適用促進月間」(10月1~31日)の啓発ポスターが、相次いでインターネットのオークションに出品されたことが14日、分かった。厚労省は「関係者が金を稼ぐ目的で、ポスターを出品している可能性がある」として調査を始め、オークションを運営するヤフー(東京都)に対し、情報提供や出品中止を依頼した。 転売されていたのは、女優でニュースキャスターとしても活躍する小林麻央さん(26)のポスター。「社員の安心にマル!」などのキャッチコピーで、労働者を雇用する企業主に労災保険と雇用保険に加入するよう呼びかけている。まだ促進月間が始まっていない9月28日にネットオークション最大手の「Yahoo!オークション」に出品されるなど確認されているだけで計7件が出品された。出品者の居住地は北海道、福島、長野、高知。出品者は入手先を「会社」「友人」などと記載。出品者が設定した価格は300~1000円で、すでにすべて落札。最高価格は1360円だった。ポスターはB2サイズ(横51・5センチ、縦72・8センチ)など3種類、計11万3200枚配布され、広告費はテレビ、ラジオCM、新聞やネット広告を一括して約1億円。ポスターは先月18日までに全国の労働局に送付。ハローワークや労働基準監督署に掲示されているほか、法務局、地方自治体、業界団体にも掲示依頼されている。しかし、厚労省では「民間企業や個人に渡すことはない。取り扱いは通常、公務員が行う。オークションへの出品は、あってはならない行為」(労働保険徴収課)と事態を重視し、9日から調査を始めた。すでにヤフーに対して出品の中止と、出品者に関する情報提供を依頼した。ヤフーは「出品者情報は開示できない。管理体制の問題で、盗品と判断できる裏付けもない。犯罪に悪用される物でもないので、削除しない」(広報)としている。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/186866/
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