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2008年10月30日 (木)

☆薬物:白金、麻布が汚染 延べ2万人に売ったイラン人逮捕 高級住宅地エリアにも売り子配置(30日)

Logo_mainichi1_4 東京都港区の住宅街で主婦や会社員ら延べ約2万人に覚せい剤などの薬物を密売したとして、関東信越厚生局麻薬取締部が密売グループのリーダーでイラン国籍の男を覚せい剤取締法違反(営利目的所持)容疑などで逮捕していたことが分かった。麻布や白金などエリア別に「売り子」を置き、昨年11月以降だけで約2億円を売り上げたとみられる。リーダー格の摘発は珍しく、麻薬取締部は高級住宅街を舞台にした薬物汚染の全容解明を進める。逮捕されたのは、住所不定、アボルファズル・ザルバリ被告(42)=覚せい剤取締法違反罪などで既に起訴。【武内亮】調べでは、ザルバリ被告はイラン国籍の売り子役の男4人=同=と共謀し、今年5~7月、港区のマンションやアパートの一室で、覚せい剤約20グラム、コカイン約42グラムなどを販売目的で所持していた疑い。1日平均約70人に売りさばき、1カ月の売り上げは多い時で約2000万円に上ったという。5月以降、順次逮捕した4人の供述からザルバリ被告が浮上し、7月に港区の路上で逮捕した。ザルバリ被告は96年ごろから偽造旅券で密入国を繰り返し、都内や中部地方で覚せい剤などを密売。初めは繁華街などで売っていたが、防犯カメラの設置が増え、警察の取り締まりも強化されたことから住宅街に目をつけ、最近は活動の中心を港区などの高級住宅街に移していた。手口は、顧客の連絡先があらかじめ入力された「客付き携帯」と呼ばれる携帯電話を入手し、自ら売買内容を交渉。話がまとまると、麻布、高輪、白金の3地区を担当するそれぞれの売り子に受け渡しの日時や場所を指示していた。受け渡しはほとんどが住宅街の路上。特定の売買拠点を作ると取り締まりの対象になりやすいと判断したとみられる。売り子の男は、六本木のクラブなどで勧誘していたという。調べに対し、ザルバリ被告は容疑を否認しているが、4人は「ザルバリ被告の指示でやった」と供述、「日本人は金があるし真面目に払うからやりやすかったが、こんなに薬物を買う人がいて日本は大丈夫かと心配になった」と話しているという。麻薬取締部の調べによると、ザルバリ被告のグループのようなイラン人の密売組織は都内に約10グループあるとみられる。同部はザルバリ被告らをさらに追及し、薬物や客付き携帯の入手ルートなどについて調べる。http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081030k0000m040144000c.html

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