☆福知山線脱線事故、JR西の社長室などを捜索…神戸地検(8日)
兵庫県尼崎市で2005年4月、乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故で、神戸地検は7日、JR西日本本社(大阪市北区)の社長室など数か所を業務上過失致死傷容疑で捜索した。同事故を巡って、同社が捜索を受けるのは初めて。地検は、山崎正夫社長(65)ら歴代幹部の起訴の可否を決めるには強制捜査が不可欠と判断。年内の処分に向け捜査を進める。地検は近く、山崎社長から任意で事情聴取する方針。この日朝から、地検の係官ら約20人が社長室のほか法務室などを捜索し、関係書類などを押収した。事故では、山崎社長ら幹部9人と死亡した運転士の計10人が同容疑で書類送検された。このうち山崎社長ら5人は1996年12月20日に現場カーブを付け替えた前後、安全対策を担当する鉄道本部の幹部らだった。しかし、カーブ手前で速度超過を防ぐ自動列車停止装置(ATS)を設置せずに安全対策を怠った過失があったとされる。その後、地検は改めて捜査し、96年当時の社長で、送検されていない井手正敬・元会長(73)から参考人として事情を聞いている。
(2008年10月8日03時09分 読売新聞)
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