☆増える孤独死 3年で130人 (2日)
独り暮らしで、誰にもみとられずに自宅で死亡する「孤独死」が、京都府内と滋賀県内の公営団地などで相次ぎ、2007年度末までの3年間で少なくとも計130人に上ることが、京都新聞社の調べで分かった。このうち約7割が65歳以上で、府内では孤独死の増加傾向が強まっている。核家族化が進んだ結果、高齢者の単身世帯が急増していることや中高層団地で隣近所の関係が希薄になりがちなことが背景にある。
厚生労働省は孤独死のデータを持っていないため、都市再生機構のほか、京都府と滋賀県、京滋の全52市町村に対し、個別にアンケート調査し、集計した。孤独死した人数を把握していない自治体が五市町あり、実数はもっと多い可能性がある。6市町村は公営団地がなかった。調査結果によると、孤独死した人は、府内では05年度が23人、06年度37人、07年度45人と、3年間で計105人に上った。このうち65歳以上は計74人だった。県内は05年度が9人、06年度9人、07年度7人と、3年間で計25人に上った。このうち65歳以上は計18人だった。孤独死が起きた公営団地は府内が京都市や舞鶴市など5市町、県内が大津市や彦根市など9市町だった。異臭がしたり、居住者の姿がしばらく見えないため、民生委員や警察官らが室内に入って発見するケースがあった。 特に、京都市営団地の孤独死は07年度が18人(65歳以上は17人)と前年度より8人(同10人)増えた。市営住宅の高齢者単身世帯は07年度時点で4042と初めて4000世帯を超え、01年度と比べて約1・5倍になった。このため、今後さらに孤独死が増える恐れがある。
■孤独死
阪神大震災の仮設住宅で単身高齢者が死亡しているのが相次いで見つかって以降、社会問題化している。一般的に独り暮らしの人が誰にもみとられることなく、自室で病気などで死亡することをいい、自殺、他殺は含まない。http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090100030&genre=C4&area=K00
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