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2008年9月28日 (日)

☆千葉女児殺害あぶり出された空白の25分(27日)

  Msn_s31_2  産経ニュース

 千葉県東金市の道路脇にある資材置き場で9月21日、保育園児、成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(5)の遺体が見つかった事件は、幸満ちゃんが最長でもわずか約25分の間に危害を加えられ、裸にされて遺棄された大胆な犯行であることが明らかになってきた。だが、幸満ちゃんにはいたずらされた形跡はなく、動機や殺害場所、脱がせた服を袋に入れて近くに放置した理由など、不可解な謎ばかりが浮かび上がっている。あの時間帯、幸満ちゃんはどこで、何をしようとしていたのか…。

近所のスーパーのレジ袋に着衣を入れて放置

Nesp12222181521  東金署捜査本部の調べでは、事件が発覚したのは21日午後0時25分すぎ。千葉県東金市東上宿の住宅街にある資材置き場で、幸満ちゃんが全裸で倒れているのを部活帰りの近所の中学生(13)が発見した。中学生は自宅で話を聞いた母親とともに現場に戻り、母親が午後0時35分すぎに110番通報した。東金署員と救急隊員が駆けつけたが、幸満ちゃんはすでに心肺停止状態。ドクターヘリで病院へ運ばれたが、まもなく死亡が確認された。現場を見た近所の女性によると、幸満ちゃんは発見現場の資材置き場のプレハブ小屋にもたれ、足を路上に投げ出すような姿勢だったという。県警は死体遺棄事件として東金署に捜査本部を設置し、80人態勢で捜査を開始した。現場から約100メートル離れたマンションの屋外駐車場では、住民が止めた車のわきに、2つのレジ袋に分けられた、幸満ちゃんの服などが見つかった。中身はいずれも幸満ちゃんが身につけていた半袖のTシャツと半ズボン、下着、靴で、袋の1つは、近所の大型スーパーのロゴが入っていた。袋からは複数の指紋が採取されている。幸満ちゃんは看護師、成田多恵子さん(38)の次女。勤務先の「東金中央クリニック」から徒歩圏にある東金市田間のマンションで、多恵子さんと2人で暮らしていた。近所の住Crm0809270937005s21_3 民によると、幸満ちゃんの父親と姉は夏ごろマンションを出て、引っ越したという。幸満ちゃんは多恵子さんの夜勤に付き添う形で、前日の20日から21日の午前中まで、クリニックに一緒にいた。21日は、午前9時からの約40分間、祖母と一緒に地域の清掃活動に参加。その後、幸満ちゃんは同じ保育所の友人の家へ遊びに行くため、1人で徒歩で病院を出た。しかし、友人宅は留守だった。午後4時に多恵子さんは夜勤が終了。「子供がお世話になっている」と車で米を持って友人宅を訪ねた。そのとき、幸満ちゃんが遊びに来ていないことに初めて気づいたという。 図書館や公園を探す多恵子さん。不安は徐々に募り、近所の大型スーパーなども探したが見つからず、東金署を訪れたという。この時点で午後4時半。遺体発見からすでに4時間が経過していた。

2回目の外出…足取り途絶える

 幸満ちゃんに何があったのか。

 謎を解くポイントは、友人宅に向かうため1人になってからの幸満ちゃんの行動。具体的には、掃除を終えて病院に戻ったとされる午前9時40分ごろから、遺体で発見される午後0時25分ごろまでの約2時間45分だ。「午前10時40分ごろ、1人で歩いているのを見た」 病院の並びにある商店の男性はこう証言する。幸満ちゃんは病院の方向に向かっていたという。友人宅が留守だったため、いったん母がいる病院に帰ろうとしていたのだろうか。 実際、午前11時すぎには、病院の職員が、「お母さんの仕事、まだ終わらないの」とたずねてきた幸満ちゃんを覚えていた。さらに、正午ごろに院内で見たとする証言も病院関係者から出ている。多恵子さんは病院にいたが、仮眠を取るなどしていたとみられる。これらの証言が正確だとすれば、幸満ちゃんの行動と生死が分からない「空白の時間」は正午ごろから、遺体が発見された0時25分すぎまでの25分間程度まで狭められることになる。多恵子さんの夜勤終了を待ちきれず、2回目の外出をして事件に巻き込まれた可能性がある。 これ以外にも、身長109センチ、体重18キロの幸満ちゃんが1人で歩く姿を「目撃した」といった複数の証言が周辺からは出ている。だが、中には当時の幸満ちゃんの所持品に矛盾があるなど不可解な点があるものもみられ、捜査本部は犯行時間の幅の見極めに細心の注意を払っている。 一方、遺棄された時間についてはさらに狭められる。近所の住民が「午後0時10分ごろに現場を通りがかった際には、異常がなかった」と証言しているためで、幸満ちゃんが現場に放置されたのは遺体が発見されるまでの15分程度の間ということになる。病院と遺体の発見現場は直線距離で約300メートル。服や靴が発見された駐車場はその中間点付近にある。このため、犯行は周囲の事情に通じている者とする見方が強い。病院にも当時、50人程度の患者がいたとみられているが、捜査本部は「犯行現場は病院ではないだろう」との見方を示す。さらに足の裏が汚れていないことなどから、「別の場所から運び、犯行現場に遺棄した」とみている。何者かが1人になった幸満ちゃんに目をつけ、短時間で殺害。車などを使って現場に遺棄したとみて、周辺に設置されている防犯カメラの解析を進めている。

ボーイッシュな服装…「女の子だよ」

 幸満ちゃんは、病院関係者の一家に育った。近所の住民らによると、母の多恵子さんが看護師を務める「東金中央クリニック」の院長(経営者)は、多恵子さんの父親で、幸満ちゃんの祖母も病院で働いているという。この妻の父親も、元々は付近で別の病院を経営しており、一家は「地元の名士」(地元住民)といわれている。東金中央クリニックは地上4階建て。鉄筋コンクリート作りで、タイル状に壁面に埋め込まれたガラスにより、内部に明るい光が差し込む。幸満ちゃんは以前から、母親の勤務に合わせて病院に連れて来られ、1階の待合室で遊んだり、院内を歩き回ったりしていたという。近所の住民らによると、幸満ちゃんは普段1人で遊ぶことが多かったが、遺棄現場の周辺ではこれまで、遊んでいるのがほとんど目撃されていなかった。当日の服装は、23日に県警捜査本部が写真を公開している。英語のロゴが入った半袖Tシャツと半ズボン。靴もピンク色の線が入っている黒色のものだった。その格好はかなり「ボーイッシュ」だった。直前の清掃活動で会った女性は話す。 「男の子と間違えて幸満ちゃんに『ボク、ごくろうさま』と呼びかけたら、『女の子だよ』と言われた」 幸満ちゃんを知る女子中学生も「幸満ちゃんは『まろ』っていう自分の名前を嫌がっていた。幸満ちゃんって呼ぶといやな顔するから、『ゆきちゃん』って呼んでたし、自分のことも『ゆき』って言っていた」と、幸満ちゃんが男の子っぽい名前を気にしていたと証言する。捜査本部は22日の解剖の結果、いたずらされた形跡はなかったと結論づけている。死因は不明としたものの、顔面に皮下出血があるとして、窒息死の可能性を指摘した。

苦しみ、悔しさ、絶望感…「立ちすくむだけ」

 不審者情報の多さも今回の事件の特徴だ。市教委によると、4月以降、児童・生徒に対する17件の情報を把握。周辺での被害も多く、捜査本部では今回の事件と関連がないかを調べている。特に、今回の事件は日曜日の昼間に起きており、住民の衝撃は大きい。遺棄現場は大通りを入った場所にあり、人通りはそれほど多くはない。はす向かいには、遊具の形状から「ロボット公園」と呼ばれている公園があるが、「近所のパチンコ店に通う人たちが、幼い子供を放置して遊ばせていることも多かった」(近所の住民)という。当日は日曜日とはいえ、ぐずついた天候のため、遊んでいた家族連れらはそれほどいなかった。それでも、大胆な犯行であることには疑いがない。多恵子さんは25日、「その時の幸満の苦しみや悔しさや絶望感…、立ちすくむしかありません」とする手記を公開した。くしくも、県警が公開した幸満ちゃんのTシャツに書かれていた言葉は「FRIGHT」(恐怖、驚き)。幸満ちゃんが感じた恐怖が長い時間でなかったことを祈らずにはいられない。http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080927/crm0809270937005-n4.htm

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