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2008年9月21日 (日)

☆地震の噂余波…防災品大売れ 豪雨経験で準備? (21日)

「9月13日に大地震が起きる」。こんな噂(うわさ)が岡崎市を中心に県内に広がった。結局何も起こらなかったが、防災用品の売り上げが大きく伸びるなどの余波も。非科学的な流言で災害への備えが進むという皮肉な結果となったが、「噂を根拠に人々が行動する雰囲気は危険」と危惧(きぐ)する声も出ている。噂の出所は、あるブラジル人男性で、5月発売の本に“予言”として「9月13日、中国南部か日本の岡崎市で大地震が起きる」と掲載された。これが小中学生の間に口コミで広まったらしく「発生は午前4時」「市南部が震源地」「15日まで危険」と尾ひれがついていった。8月中旬には岡崎市議会の一般質問で取り上げられ、市側が「予言を真に受けて特別な対策をとることはない」と答弁。市役所にはこの前後に「買いだめをしている人がいる」「本当に地震が起きるのか」など、市民からの問い合わせが数件あったという。防災用品の売り上げは大きく伸びた。ホームセンター「ジャンボエンチョー岡崎店」では、非常食や家具転倒防止器具、水など防災用品の売り上げが、いつもは月に100万円程度なのが、9月のピーク時は1日で200万円近くになった。店長(37)は「8月末豪雨の経験から非常食などを買い求め、『これを機会に噂のある地震への備えも』という家庭が多かったのでは」と雪崩現象を分析する。このためホームセンターによっては防災用品が品薄となり、空いた商品棚がいっそう不安を拡大させた可能性も。転倒防止器具を買った岡崎市の主婦(64)は「地震はいつか来るので、準備は無駄にならない。でも、同じような考えの人がこんなに多いなんて」と驚いた。名古屋大の福和伸夫教授(地震工学)は「岡崎市に震源となる断層は見つかっていないし、予言などできない」と指摘した上で、「『地震への備えを』と行政がどれだけ呼び掛けても動かなかった市民が行動したのならば、興味深い」と話す。一方、信州大の菊池聡准教授(心理学)は「過去にも震災時に不安をあおる流言が広まった。『備えができて良かった』と予言の存在を許容する雰囲気は禁物だ」とくぎを刺した。 (太田鉄弥)http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080920/CK2008092002000045.html

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