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2008年8月17日 (日)

★優勝はトメスク 中村13位、土佐は棄権 女子マラソン (17日)

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Msn_s31 産経ニュース

写真は 21キロ付近、苦悶の表情で走る土佐礼子。抜き去る選手も心配顔=北京市内(撮影・森本幸一)

北京五輪の女子マラソンが17日行われ、トメスク(ルーマニア)が2時間26分44秒で優勝した。中村友梨香(天満屋)は中盤で遅れ、13位。日本の5大会連続のメダル獲得はならなかった。土佐礼子(三井住友海上)は25キロ過ぎに棄権した。銀メダルはヌデレバ(ケニア)、銅メダルは周春秀(中国)だった。レースはスローペースで始まり、トップ集団が数十人となったが、20キロ過ぎにトメスクがペースを上げ、20キロ以上を独走。そのまま逃げ切った。世界最高記録保持者のラドクリフ(英国)は途中棄権した。http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080817/oth0808171106003-n1.htm

【めざましカフェ】’08北京 漫画家・さかもと未明 孤独が人を強くさせる

2008.8.17 02:50

 水泳の北島康介選手が、ついに五輪2大会連続で4つの金メダルを獲得した。そして、日本中が偉業に沸いた翌日のメディアには「引退」の文字が躍った。

 北京にいる北島選手直近のマネジャーに、私は電話をかけた。「引退なさるんですか?」と聞くと「それは報道が先走っています」とマネジャーは言った。「ただ、北京で終わる気で挑まないと真剣勝負できなかったのは事実。北島とは引退は無論、今後の話もしていません、そんなことを全く考えられないほど、北島はこの北京に向け、あらゆる努力を続け、犠牲を払ってきました」

 アテネ五輪後の北島選手と交流する機会があった私は、その努力を事あるごとに耳にしていた。最もつらかったろうと推測されるのは、2006年のパンパシフィック水泳選手権大会のころだ。アテネ後、燃え尽き症候群のような状態に悩まされた北島選手は、記録低迷にあえいだ。あらゆる取材を断り、黙々と練習をしていた彼の努力を、私は沈黙の中に感じた。

 当時こそ彼は、引退を考えていたかもしれない。しかし、何も言わず練習し続けていた。どれだけ周りが彼の成功を祈っていても、誰も彼の代わりに泳ぐことはできない。彼は、たったひとりで自分の気持ちと体を北京に向けて作り替えていったのだ。北島選手が瞳に輝きを取り戻し始めたのは、新泳法を身につけ始めてからだとマネジャーは言う。

 「北京入りの数日前、僕は北島を怖いと思いました。目をそらしたいような強烈な目力と、近寄りがたい気を湛(たた)えていたんです」

 そのころの彼に、実は私も同じものを感じた。「この人はたった一人で“孤独の森”に入って、徹底的に孤独と闘ってきた人だ」

 私自身も漫画家としてデビューする前、家族に反対され、金銭的にも困窮し、明日死ぬのではないかという孤独の中で原稿を書いた経験がある。しかし、その体験がなければ私は強さも意地も熟慮する習慣も身につけることがなかったろう。北島選手に会ったその日、私は改めて確信した。「孤独を恐れることはない。誰であれ、何かに覚悟をもって挑むとき、人はたった一人で孤独の森に入り込んで、自身と向き合わなくてはだめだ」。彼が極みにたどり着いたと認めたからこそ、人々は引退を想起してしまったのだろう。

 五輪に挑む人々は、誰もがこの孤独を背負って集うのだと思う。次に期待をもたせる内村航平選手も、「体操を極める」とまだ中学生の時にたった一人で決めたそうだ。柔道の鈴木桂治選手は孤独の森で、既に自分の限界を見ていたのだろう。それを受け入れるのもまた並大抵のことではあるまい。女子柔道の谷亮子選手が迷いなく「これからは主婦になります」と言えたのは、戦い尽くしたものの潔さだと思う。陸上の為末大選手も、驚くほど思索的な文章を自身のブログに記している。

 これから昇る者もいれば、必ず去っていく者もいる五輪は、最高の人生の教科書だと私は思った。すべての人生に必ず訪れるだろう覚悟のとき、あるいは恐れる人物に対峙(たいじ)するとき。われわれを支えるのは、それぞれが闘った恐ろしいほどの孤独の総量でしかないと、選手が教えてくれる。

 孤独から逃げずに闘った者だけが、輝きを手にし、悔いのない決断をわがものとするのである。(さかもと みめい)http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080817/oth0808170253001-n1.htm

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17日、北京五輪女子マラソンが行われ、05年世界選 [続きを読む]

受信: 2008年8月17日 (日) 午後 01時23分

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