★共謀罪解釈で証人尋問=三浦元社長も回線使い「初出廷」-疑惑銃撃事件・ロス地裁 (16日)
写真は 三浦和義元社長の逮捕状無効確認請求の審理が行われたロサンゼルス郡地裁。逮捕容疑の共謀罪は日本の法制度にないと陳述し、終了した。三浦元社長(右端)も回線を使った中継を通じ「出廷」した(15日=代表撮影)(時事通信社)
【ロサンゼルス15日時事】ロス疑惑銃撃事件で、米自治領サイパン島で逮捕、拘置中の元会社社長三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=が申し立てた逮捕状無効確認請求の第3回審理が15日午後(日本時間16日午前)、ロサンゼルス郡地裁(バンシックレン裁判官)で開かれた。検察側証人として、ミシガン大ロースクールのマーク・ウエスト教授が出廷。逮捕容疑の共謀罪は日本の法制度にないと陳述し、終了した。
審理では、三浦元社長がサイパンから映像回線を使った中継を通じ「初出廷」した。次回の審理期日は後日、指定される。
裁判は、同じ事件で再び罪に問われない一事不再理の適否が最大の争点。検察は逮捕容疑の一つの共謀罪について、「日本で裁かれていない」と主張している。ウエスト教授は「カリフォルニア州刑法の共謀罪は謀議のあった事実だけで成立するが、日本の共謀共同正犯は実行行為の着手が構成要件上必要だ」と証言した。同教授は日本の法律を研究しており、過去に京都大学で講義したことがあるという。弁護側は、反対尋問で同教授が同州刑法に精通しておらず、証人として不適格と指摘した上で、「共謀罪と日本の共謀共同正犯は同じ概念であり、既に審理済みであることは明らかだ」と反論した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080816-00000067-jij-soci
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