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2008年8月22日 (金)

★審理長期化必至か 三浦容疑者、サイパン逮捕劇から半年経過 (22日)

産経新聞【ロサンゼルス=松尾理也】ロス疑惑銃撃事件で、元会社社長、三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=が米自治領サイパン島で、殺人と共謀の容疑で逮捕されてから22日で半年が経過した。検察側が描いた「ただちにロスに身柄を移送し、陪審による公判を開始する」との筋書きは大きく崩れ、三浦容疑者はサイパンにとどまったまま、審理は長期化しつつある。
 司法プロセスは着実に動いてはいる。三浦容疑者が申し立てた逮捕取り消し請求で、身柄移送をめぐり検察側の完全な敗北に終わった。その後、審理は争点を「一事不再理」(同じ罪で二度裁かれることを禁じる規定)に移し、実質的なやりとりに踏み込んだ。
 15日、ロス郡地裁トーランス支部で開かれた審理には、検察側が日本の法制度の専門家として、ミシガン大法科大学院教授を証人に立てた。教授は「日本の共謀共同正犯と米国の共謀罪では構成要件が異なる。日本で共謀罪で裁かれたことにはならない」と検察側主張に沿う証言を行い、三浦容疑者側のゲラゴス弁護士をいらだたせた。
 身柄移送をめぐる審理では、大方の予想を覆して有利な判断を勝ち取ったゲラゴス弁護士。自らの主張を補強するため、日本から証人を招く可能性も指摘されている。
 カリフォルニア州は2004年、国外での訴追を「一事不再理」規定から除外する法改正を行った。この規定が時期をさかのぼって今回の逮捕に適用されるかどうかも今後の大きな争点だ。それぞれ白熱した議論が予想されるうえ、敗訴した側が控訴する可能性も極めて高く、長期化は避けられないとの見方が強い。
 三浦容疑者は7月末、61歳の誕生日を迎えた。15日の審理ではインターネットによる中継で、審理に熱心に耳を傾ける姿が法廷のスクリーンに映し出された。
 サイパンのメディアによると、最近になって新しい収容施設に移り、6平方メートル弱の独房で過ごしている。旧施設の独房には窓があったが、新施設にはなく、壁で囲まれているという。さらに知人からの差し入れの日本食も受け取れなくなり、待遇はさらに厳しくなっているようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080822-00000907-san-int

http://www.amazon.co.jp/%E8%90%BD%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%AE%E9%87%91%E4%B8%83%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E7%B0%BF-%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%BE%A9%E9%9B%84/dp/4863060262

落としの金七事件簿内容紹介
平成12年3月末、1人の刑事が57歳で亡くなった。内臓を癌に冒された悲壮な死だった。彼の名は小山金七。肩書きは捜査一課特別対策管理官。彼は「落としの金七」の異名を持つ名刑事だった。彼の捜査と取り調べの手法が遺した物は何か、彼が携わったいくつかの事件を紹介。今の警察に足りないもの、彼が遺していった熱き捜査魂を蘇らせる。

●トリカブト事件での鮮やかな捜査指揮と取り調べ
昭和61年に発生したトリカブト事件。この事件は、警察よりも週刊誌やテレビでの報道が先行した。警視庁も捜査を始めるが、これを任されたのが金七だった。
問題はトリカブトを飲まされた被害者が、約2時間後に死んだという「2時間の壁」だった。毒性の強いトリカブトは、飲めばすぐに発症する。容疑者はこの2時間をタテにアリバイを主張した。このトリックを金七はどう破ったか。
「学説を覆せ」を合い言葉に進められた捜査。金七らの捜査は、科学捜査のお手本とさせるだけでなく、捜査に執念を燃やす刑事達の魂がみえる。

●警察庁長官銃撃事件の未解決が心残り・・・
病魔に冒された金七が最後まで心にかけていたのが、警察庁長官銃撃事件だ。腸をやられて食事ものどを通らず、パンを流し込みながらの捜査だった。彼には犯人が誰かを見極めるための材料があった。しかし、調べにたどり着く前に彼は逝ってしまう。
捜査一課「最後のデカ」とも言われた金七の人間味も浮き彫りにされる刑事物ノンフィクションの秀作。

海を渡った金七 ……成田空港を飛び立った二人は、現地時間の同日昼過ぎ、ロス国際空港に到着する。三浦は空港近くのレンタカー会社から、栗色のフォード「フェアモント」を借り、シティーセンターモーテルにチェックイン。そして翌十八日、三浦夫妻が撃たれる事件が発生する。三浦はその時の模様をロス市警に次のように供述している。
 「事件は午前十一時ごろ、北フリーモント通りに面した駐車場で起きた。一美を駐車場の南東入り口付近に立たせ、自分は駐車場の金網ギリギリまで下がり、写真を撮影するためファインダーをのぞきながら、一美の立つ位置を指示していた。この時、ファインダー越しに見ていた一美が、銃声音とともに突然倒れるのが見えた。直後に、また銃声が聞こえ、自分も左足を撃たれた」
 三浦はさらに、当時の状況について次のように証言した。
 「道路側にはグリーンの車が北向きに止まっており、銃声の後、運転席側にいた男が車の中に一㍍前後の細長いものを投げ入れるのが見えた。今度は、その男が自分のところに来て、うしろのポケットから現金千二百㌦を奪った。助手席にもう一人の男がいて、その男が一美のポシェットを奪い、二人ともグリーンの車で北に向かって走り去った。男たちはラテン系だった」~~~~~~~~ 

……金七らは、銃撃事件の犯行現場で目撃者に会うことができた。目撃者は犯行現場となった駐車場から東方約二百五〇㍍に位置する建物に勤務するロス市の水道電力局の職員で、日本捜査班の聴取に快く応じてくれた。金七らが検証した結果として起訴状には次のようにまとめられている。
 事件のあった駐車場は、目撃者から見ると、北フリーモント通りの手前に位置し、最初から白っぽい貨物用バンがフリーモント通りと平行して駐車していた。その後、三浦と一美さんが乗った栗色の車両・フェアモントが駐車場に到着。バンのすぐ隣のフリーモント通り側に停車した。フェアモントは、バンより車の位置がやや後方に止まったため、目撃者からは、フェアモントの車の前部が隠れて見えなかった。当時、駐車場にはこの二台のほか、六台の車が止まっていた。
 さらに、銃撃事件の複数の目撃者の証言に基づいた犯行当時の模様は、次のようなものだった。
 一美さんが撃たれて倒れた瞬間は、バンなどの車両に隠れて見ることができなかった。三浦が撃たれて倒れた位置は、フェアモント車から右側の三台目と四台目の間あたりで、目撃者の方を向いてカメラを持っていた三浦が、銃声音とともに倒れるのが見えた。その後、貨物用バンが走り去った。
 目撃者の四人の中には、三浦が強調する「グリーンの車と二人組の男」の存在を認める者は一人もいなかった。その一方で、白っぽい貨物用のバンが走り去るのを四人全員が目撃していた…………
 
 

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受信: 2008年8月22日 (金) 午後 07時23分

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受信: 2008年8月26日 (火) 午後 02時08分

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受信: 2008年8月26日 (火) 午後 02時09分

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受信: 2008年8月26日 (火) 午後 02時10分

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