★「ひったくり」など街頭犯罪を制圧した大阪府警
32年連続で全国ワースト1の大阪府内のひったくりの認知件数が、今年上半期(1~6月)は前年同期比で3割近く減少したことが、府警街頭犯罪・侵入犯罪対策本部のまとめで分かった。一方で、カーナビ盗が府内全域で多発した影響などで車上ねらいや自動車盗は増加したが、街頭犯罪全体の認知件数は1・2%の微減に止まった。
同対策本部によると、府内のひったくり認知件数は昭和51年から全国ワースト1を記録。平成19年の年間認知件数は4647件で、ワースト2の東京2840件の約1・6倍だった。それでも前年の18年から12・5%、ピーク時の12年から57・6%減少したという。今年上半期は1728件で、前年同期比で694件、28・7%減少した。一方、自動車関連の街頭犯罪は増加。車上ねらい1万3302件(前年同期比10・4%増)▽部品ねらい8780件(同16・5%増)▽自動車盗1995件(同2・6%増)となった。ひったくりや車上ねらいに路上強盗などを加えた街頭犯罪全8種の認知件数は620件減り、5万3116件。内訳は、自販機ねらい(同35・6%減)▽路上強盗(同28・7%減)-が大幅に減少した。http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080724/crm0807241218017-n1.htm
【ブロガーコメント】
これは大変な努力をされた結果で、大阪府警の路上駐車取締と合わせて素晴らしい成果ですね。特に、路上犯罪の撲滅は、日本警察の重要課題だった。その理由は、平成18年に内閣府が実施した治安に関する世論調査では、「自分や身近な人が犯罪に遭うかもしれないと不安になる場所はどこか」の問に、「路上」を挙げた者の割合が60.2パーセントで、最高を記録したからだ。特に「路上」は前年の53.9パーセントから増加の傾向にあり、各県警とも対応に苦慮していた。県警によっては、黒バイ部隊をだしたり、大阪府警は、確か笛を吹くかなんか警察官の街頭活動を誇示するのに力点を置いていたと聞いていた。まあ、車上ねらいなどは増えたようだが、ひったくりは凶悪になると命にかかわる犯罪だけに、評価されるだろう。いずれにせよ、国民が不安を感じている罪種の抑止は、体感治安に十分な効果があり、各県警に期待したい。
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