★ネット書き込みで女性苦痛 投稿者名の開示命令 どんどん開示請求しましょう

　「ヌード撮影、お受けします」－。知らない間にインターネット掲示板にこんな書き込みをされて、申し込みの電話などに悩まされた名古屋市内の女性が、プロバイダー事業を営む中部テレコミュニケーション（名古屋市中区）に投稿者の情報開示を求めた訴訟で、名古屋地裁は９日、同社に投稿者の氏名と住所を開示するよう命じた。

判決によると、書き込みがあったのは、大阪市のインターネット事業会社が管理する「素人ヌードモデルします」というタイトルの掲示板。今年４月２０日、「２５－２９才」「名古屋にてヌード撮影全般お受けします」「２時間２万～」との内容とともに、女性の名前と携帯電話番号、メールアドレスが掲載された。書き込みは２２日午前１時には削除されたが、女性は同日までに計２９件の電話やメールを受け、売春を誘う内容もあった。　内田計一裁判官は「女性は著しい精神的苦痛を受けてうつ状態になった」と述べ、プライバシーの侵害を認めた。中部テレコミュニケーションは「判決文を見ていないのでコメントできない」としている。http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008070902000325.html

【ブロガーコメント】

　この判決は、ネット被害者に勇気を与える結果となることを期待したい。「何が悪いのか」と言うと、勿論、第一義的は、かき込みする人間だろう。次に悪いのは、掲示板管理者だ。削除要請しても消してくれないという。たまったものじゃない。

勇気をもって、ドンドン、開示請求をしましょう。