★高齢タクシー運転手は辞退を… もみじマーク制定時の「自主返納」の話題の中心がタクシー運転手問題だった
東京都内でタクシーがからむ人身事故が急増している。今年5月末までに起きた事故は約3600件と、前年同期比で130件増えた。平成12年に約8000件を記録してから減少傾向だったが、今年に入って増加に転じた。背景にはタクシーの台数増による慢性的な客取り合戦に加え、運転手の高齢化の進行があるとみられ、警視庁は業界団体に事故防止対策の強化を呼びかけるなど、異例の厳しい態度で臨んでいる。
6月からは、75歳以上の高齢運転手に「もみじマーク」が義務づけられたが、10年に約500人だった高齢運転手は、現在約1600人いるという。75歳以上のタクシー運転手がからんだ事故も、10年の39件から19年には73件と急増した。 警視庁交通総務課は「高齢の運転手は猛スピードを出すことは少ないので大きな事故につながることは少ないが、年齢から来る衰えはある」と分析。自分の運転の弱点を把握するため、高齢運転手向けの運転教室への参加を呼びかける。国土交通省は今月、タクシーの営業台数を削減するなど再び規制していく方針を固めた。しかし、業界の現状がすぐに改善されるわけではなく、同課は各事業所が運転手一人ひとりに安全運転を呼びかけるよう異例の要請を行っている。http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080720/dst0807200009001-n1.htm
【ブロガーコメント】
「もみじマーク」が義務づけられることになった道交法改正のときの警察庁の記者会見で、高齢運転者の現状が話題になり、「耳は聞こえないわ、ろれつが怪しい」などのタクシー運転手の存在が話題の中心を占めた。警察庁は「その様な方には勇気を持って、ご辞退願うのがこの制定の趣旨です」と断言したはずだ。個人的に運転するにのには、肉体も個人差があるので、ガラガラポンで「返納」を義務づけるのは難しいとの説明を受けた。しかし、「人の命を預かる職業」の場合は、やはり返納が望ましい…とも。
それにしてもタクシーが多すぎる。郊外のある地域の個人契約駐車場には日中、夜間も含めて、明らかに「動いていない」タクシーがいっぱい駐車している。許認可は国土交通省の仕事だが、この際、高齢運転手の問題も含めて、警察庁と協議して「業界指導」なり業界に対しての要望を出してはいかがか?提案したい。
今回は、警視庁の例だが、警察庁の年間のまとめでは、問題にならなかったとしたら、ゆゆしき事態であり、統計庁はなにをしているのか!
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