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2008年7月12日 (土)

★無差別殺傷判決 責任能力の認定は当然だ

Banner_logo_051 山口県下関市のJR下関駅で平成11年、5人が死亡、10人が重軽傷を負った無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われた上部康明被告(44)の上告審判決が11日、最高裁第2小法廷であった。今井功裁判長は「何一つ落ち度のない駅利用者らを襲った犯行は極めて悪質」として、上部被告側の上告を棄却した。上部被告を死刑とした1、2審判決が確定する。

 

上部被告は対人恐怖症に悩んでおり、弁護側は「被告は犯行時、妄想に支配されて行動制御能力を失っていた」などと主張していた。これに対し、今井裁判長は「記録を調査しても、被告が犯行当時、心神喪失、心神耗弱ではなかったとした高裁の判断は相当だと認められる」と述べ、弁護側の主張を退けた。その上で、「将来に失望して自暴自棄になり、自分をそのような状況に陥れたのは社会のせいなどとして、社会などに衝撃を与えるために多数を道連れにする無差別大量殺人を企てた」と指摘。「動機に酌量の余地は見いだし得ず、犯行態様も残虐、非道というほかない」と述べ、1、2審の死刑判決を追認した。
【ブロガーコメント

Nisshou4 「大量殺人」とか「無差別殺人」「猟奇的殺人」となると、必ずと言っていいほど、責任能力の問題で、裁判が長引く。次に掲げるのが産経の「主張」。最後の部分を見てほしい。これに対して、他社は論説を避けており、朝日だけが社会面で解説記事を掲載している。以上「メディアリテラシー」でした。
 【主張】無差別殺傷判決 責任能力の認定は当然だ   事件の残虐性、犠牲者の数などを判断すると、死刑判決は当然の結果であろう。平成11年9月、JR下関駅で5人死亡、10人が重軽傷を負った通り魔事件の上告審で最高裁第2小法廷は、死刑判決を言い渡した1・2審判決を支持した。被告の死刑が確定する。この事件も犯行当時の被告の刑事責任能力の有無が最大の争点となっていた。1審の山口地裁下関支部で被告側は、精神鑑定をもとに「犯行当時、心神喪失状態だった」と無罪を主張、死刑求刑の検察側と責任能力について激しく争った。判決はほぼ検察側主張を認め、責任能力を明確に認定した。被告側が控訴し、広島高裁も1審判決通り、死刑判決を支持、控訴を棄却したため、最高裁で争われていた。下関駅の事件は、先の東京・秋葉原の無差別殺傷事件と事件の態様や動機面などで共通点が多く見られるだけに、秋葉原事件の裁判にも影響を与えよう…秋葉原の事件は、これまでの捜査当局の調べから、容疑者は日曜日の歩行者天国にトラックで突入し、ナイフで通行人を襲った。下関駅事件も判決によると、被告は自己の将来に失望して自暴自棄となり、このような状況に陥れたのは社会や両親らで、これに衝撃を与えるとして事件を計画した。被告は人が多く集まる場所を選び、乗用車でJR下関駅構内に突入、歩行者をはね飛ばし、さらに降車後、包丁で駅の階段やホームにいた人を刺したり、切り付けたりした。 最高裁は、「周到な準備の下、確定的殺意に基づいた犯行で酌量の余地はない」と指摘、責任能力を認めた。当然の判断である。http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080712/trl0807120327000-n1.htm

朝日新聞社社会面 …上告審で弁護側は、東京・秋葉原で6月に起きた無差別殺傷事件との類似性に言及。「秋葉原では容疑者にためらいや良心のとがめがあったようだが、上部被告にはなかった」と弁論で述べ、上部被告に責任能力はなく、無罪だとする主張を繰り返した。(岩田清隆)http://www.asahi.com/national/update/0711/TKY200807110239.html?ref=any


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大勢の人を前にすると、それだけで足がすくんでしまうあがり症の人というのは、一対多の場合だけではなく、一対一の会話においても、「人前に出るとあがってしまって・・・」という人が多く、相手が親しい人でないとあがってしまう傾向が強いようです。では、相手が親しい人の場合は、なぜあがらずに会話することができるのでしょうか?それは、相手が自分のことを良く知っていて、自分も相手のことを良く知っていると... [続きを読む]

受信: 2008年7月12日 (土) 午後 06時06分

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