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2008年6月12日 (木)

★繰り返される無差別殺人に特効薬はないのか? 「心の闇」とどう向き合うか バージニア事件と共に予知は不可能なのか?

MSN Japan      MSN産経ニュース

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東京・秋葉原の無差別殺傷事件はわずか5分間の犯行だった。犠牲者7人のうち4人は刃物で一刺しされたのが致命傷で、加藤智大(ともひろ)容疑者(25)=殺人未遂の現行犯で逮捕=には犯行へのためらいがなかった。未遂を含めれば、全国の無差別殺人は昨年までの10年間で67件起きている。「心の闇」と一くくりにされがちだが、再発防止に有効な手立てはないのか-。 ■反省の言葉なく… 交差点で警察官に走り寄ると、加藤容疑者はぶつかるように右脇腹をナイフで突いた。「車ではねたと申告するのかと思ったら、平然とした様子で刺した」。目撃者の男性(35)は、能面のような容疑者の表情が目に焼きついている。加藤容疑者は「警察官を刺したことまでは覚えている」と供述。その後は、無我夢中で殺傷を続けたとみられる。仕事への不満、両親に対する恨み言、携帯サイトへの書き込み…。容疑者は淡々と取り調べに答えているが、罪の意識は希薄だ。http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080611/crm0806112024036-n1.htm

■「殺人ドール」 「器物破壊化殺人」。元検事で旧総理府青少年対策本部参事官も務めた田代則春弁護士の造語だ。何のためらいもなく、モノを壊すかのような感覚で殺害する行為を指す。「平成9年の神戸市須磨区の児童連続殺傷事件のころから、人を人とも思わぬ若者の殺人が目立ち始めた」 器物破壊化殺人に共通するのは(1)ためらいがない(2)人を殺す動機がない(3)罪悪感がない(4)人を殺す意識がなく、モノを破壊する感覚しかない-などだ。 13年の大阪教育大付属池田小事件や今年3月の茨城県土浦市の8人殺傷事件もこれに該当。加藤容疑者も挫折感や「格差社会」への不満から無差別殺人へとエスカレートした疑いが強いが、秋葉原を犯行場所に選び、面識のない人を殺害した動機には直結しない。神戸の児童連続殺傷事件を起こした少年=当時(14)=は、事件前に猫や鳩を殺していた。「むしゃくしゃして人でも何でも破壊したくなる。犬や猫を殺したり、女性の場合は人形を壊し始めると危険な兆候だ」と田代氏。 《スローイングナイフを通販してみる 殺人ドールですよ》 犯行3日前の今月5日、サイトに書き込んだ加藤容疑者は「モノ扱い」される派遣労働者の立場に不満を募らせていた。殺す側を「人形」に例えて自身を重ね、同じ「モノ」を壊す感覚で人間を襲ったのか。

 ■ネットに依存

 《現実では誰にも相手にされませんもの ネットならかろうじて、奇跡的に話してくれる方がいます》。加藤容疑者はサイトで孤独感をあらわにした。《友達が欲しい》とSOSも発し、サイトへの依存ぶりを《私の唯一の居場所》と記した。 《全員一斉送信でメールをくれる そのメンバーの中にまだ入っていることが、少しうれしかった》。犯行の約6時間前の書き込みだ。関西学院大野田正彰教授(精神病理学)は「社会とのつながりを『うれしい』と書いた。この喜びを広げてやれれば、彼を救えたかもしれない」。

 田代氏の分析では、器物破壊化殺人に走るメカニズムはこうだ。最大の原因は社会や周囲からの疎外感。それは、学歴社会での「負け組」意識が孤独な性格と結びついて生じやすい。そこから被害妄想が膨らみ、社会に報復を企てる-。加藤容疑者にも符号しそうだ

■政府を挙げた対策   「ナイフ規制、派遣労働、インターネットの問題など、どういう対策が可能か検討したい」(町村信孝官房長官)。泉信也国家公安委員長は心の問題にも踏み込む考えを示した。「ハクチョウを撲殺し、花を傘で打ち払い、今回の事例。社会に傷んだ点があるのでは。社会全体の問題点を探す必要がある」。ただし、「警察だけでできる問題ではない」。 「若者の疎外感や孤独感を解消してあげなければ無差別犯は確実に増える」と田代氏は警告する。孤独感にさいなまれる無差別犯の予備軍は、ある時期を境に無口になり、何事にも無関心になったりするという。家族や周囲の人がそうした兆候を察知し、「徹底した対話を試み、心の扉を開いてやるべきだ」と田代氏は強調する。 企業ではメンタルヘルス対策が活発だ。が、臨床心理士などの専門家を置く会社は少なく、まして派遣社員は対象外にされている恐れもある。そうした対策も政府の課題だろう。 そのうえで帝塚山学院大の小田晋教授(犯罪精神医学)は「教育」をポイントに挙げる。 「教育の場で、地道に働き、我慢を重ねて初めて自己実現があることをきちんと教えるべきだ」

【秋葉原通り魔事件】バージニア工科大銃乱射事件と類似

【ワシントン=渡辺浩生】派遣社員、加藤智大容疑者(25)が東京・秋葉原で起こした無差別殺傷事件は、昨年4月にバージニア工科大でチョ・スンヒ容疑者=当時(23)=が米史上最悪の32人を殺害した銃乱射事件と、いくつかの類似性を持つ。「寡黙」な印象と内なる凶暴性を併せ持ち、加藤容疑者はネット掲示板への書き込みで、チョ容疑者はテレビ局にビデオを郵送して犯行を通告。しかも、周囲や社会は、大量殺人の予兆を察知することができなかった。 「おとなしい」「目立たない」。同級生らにこうした印象を持たれた加藤容疑者とチョ容疑者は、ともに心に深い闇を抱えていた。
 韓国生まれのチョ容疑者は8歳で家族と米国移住。中学、高校、大学と周囲とはほとんど会話しなかった。英語の発音を周囲にからかわれるなど、人種的な問題も人格形成に影響を及ぼしたという指摘もある。
 大学の戯曲の授業で、義父に虐待を受けた少年がハンマーや電動のこぎりを持ち出すなど残虐な作品を書き、学生寮の自室には「金持ち野郎」などと裕福な学生への憎悪をメモに残してもいた。 一方、加藤容疑者は小中学時代、活発な優等生だったが、高校進学後は次第に周囲に口を閉ざしていった。派遣社員として工場で働き、リストラの不安を抱えながら、疎外感と鬱屈した不満を募らせていた。 「一見普通の子だが、孤独感と現状に対する不満を持ち、他者の自分への扱いが不公平と感じ、憂鬱になることで判断力がゆがみ、人生は生きる価値がないと思い、自殺よりむしろ他人の殺害を決意する」。高校生2人が12人を殺害したコロンバイン高校銃乱射事件直後の1999年5月、バージニア大のコーネル教授(犯罪心理学)は下院司法委員会で、大量殺人を引き起こす若者のタイプをこう証言している。
 加藤容疑者もチョ容疑者も、内面の凶暴性が大量無差別殺人として噴出したのは間違いない。 トラックとダガーナイフで秋葉原の歩行者を襲った加藤容疑者。19口径と22口径のピストルを事前に入手し、キャンパスで授業中の学生や教官に銃口を向けたチョ容疑者。凶器と現場は異なるが、殺害行為に固執し、犯行は周到で計画的だった点は同じだ。 さらに、加藤容疑者が携帯のネット掲示板に「秋葉原で人を殺します」などと事前に犯行を予告していた点は、「おれをこうさせたのはお前たちだ」などとと語るビデオの犯行声明をテレビ局に送りつけていたチョ容疑者と同じ強い自己顕示欲を彷彿させる。 社会はこうしたシグナルを察知できなかった。加藤容疑者のネットでの犯行予告を警察当局はキャッチできず、チョ容疑者は精神科の治療を受け、凶暴なメモや作品を残していたのに、警察や大学当局は犯行の予兆を見逃し、短銃購入も許した。日米2つの大量殺人は、計り知れぬ社会的衝撃を与えるとともに、凶行の背景に潜む類似性を浮かび上がらせたといえる。

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コメント

早速ご返事ありがとうございます

トンカチで先生に殴られて「すいません。先生 また、いらんことして;」と親父がいってましたw
僕は、竹刀やバットでケツバンでしたw

親・PTAは、過剰すぎます・・・
しかし、今の人を育てるということについて「わからない」って人が多いです。

殴って教えるor感情的にならずに教える

僕は、いいと思います 子供をきっちりと責任を持って育てる 子供の人生を背負い込んでいける
それさえきちんと肝に銘じて入れば、親が「ア!あの人におこられるよ ちゃんとしようね」とか「うちの子に限って!!」・・・;
学校は学校で先生をまず、人格テストを必要でしょう

・・・結局、こんな対応では、遅すぎます;
やはり、国が人格テストを まー全国民に実施し隔離・教育する と、石破さん・防衛省が動くべきです。

投稿: kouji973 | 2008年6月13日 (金) 午前 06時59分

仰る通りですね。昔(笑われるかな)竹の鞭で頭をゴツンされ、コブをつくりながら先生の教育について行ったものです。今、それをやったらマスコミの餌食ですよね。「悪いものは悪い」と先生も親も地域も一致していた。そのかわり、川を泳いでスイカ泥なんていう武勇伝もありますが、悪い事をしながらも、しっかりと正義感だけは育てられた。
 強靱な精神と健全な肉体を育てるため戸塚ヨットスクールがあった。強靱な精神を育てるには痛みが伴うものと理解しています。その「痛み」に現代の親も、人権派も理解できていないという「いびつ」な社会になってしもうた。
 無念でなりません。今後とも宜しくお願いします。

投稿: 危ないデカ | 2008年6月12日 (木) 午後 09時08分

どうも♪
このような事件が異常に起こっています;
本人の人格なのか?育った環境なのか?オタクやマニアだけでは片付きません;
やはり、戸塚ヨットスクールみたいな ようは、小さい頃から人間を作っていく必要です。
親が昔のように判断できないようですので、国がテストをし危険人物の要素があれば 隔離して更生し保護観察する。

まー国の対応が遅いです;親がどう というレベルでは、ありません・・・このようなことでは、繰り返しおきます。

このブログの方の意見聞きたいものです。

投稿: kouji973 | 2008年6月12日 (木) 午前 07時12分

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